『食』を分解

私が転々転職や家庭や日々の生活の中で『食』に関して「ぅんン…(・・;)?」と思うことを書き連ねてみた。
( ..)φメモメモ

食品加工工場で品質管理・商品開発してた時

・原価率との闘い
→添加物の多様(一応人体に害はないとされてるものだけど、やはり気になる)
→輸入原材料の多用(主に中国産)
→人件費の削減による弊害(商品クオリティの低下)
・食品表示の曖昧さ(事細かく記載が決められてるものもあればそうでないものもある。例えば着色料は由来のものまで書かないといけないのに、香料は「香料」一括り)
・製造工程の管理や検査の曖昧さ

食品(安全性にこだわった)の配達業務してた時

・一般のものに比べ高価になりがち(それでも生協系だから若干安価)
・農薬・化学肥料問題
・遺伝子組み換え食品・ゲノム編集食品
・需要少商品の不安定供給(高コスト食品のためロス軽減すべく大量生産できない)
・買い物難民(躓いたら転がり落ちそうな山道の上に住んでる年配者とか)

飲食店勤務してた時

・食品ロス(お客様のお残しもだけど、材料仕入れ量の見誤りによる廃棄やオーダーミスによる廃棄など)
・メニュー構成の難しさ(例えばお子様ランチ。決して大人が子供に食べさせたい内容ではないけど、こうしないと子供が食べたがらないから…みたいな)
・価格設定の難しさ(原価率含め)
・原材料の不透明さ
・食事における『料理』以外のものの重要性(店の内外装・器・音楽・香り・スタッフのホスピタリティなど)

子育てにおいて

・子どもの好き嫌い(うちの子は比較的なんでもきちんと食べるけど、他の家の子を見てると「野菜だから食べない」と全く手を付けなかったり。その時点で味を知ることができない。)
・食品アレルギー問題
・栄養過多、栄養失調問題(肥満だったり貧血だったり)
・子どもの孤食問題(子供だけで冷めたごはんや出来合の弁当やインスタントまたはレトルト食品を頻繁に食べたり)

家事をする中で

・価格と品質の戦い(もちろん安全性が高く良質なものを食べたいが、そればかりだとエンゲル係数が跳ね上がって家計が破綻しかねないので…)
・献立を考える苦労・材料を揃える苦労
・食品や食材の管理の面倒(特にたまにしか使わない調味料とか、逆に賞味期限が長い買い置き食材とか)
・調理器具や設備などの悩み(便利な調理家電が欲しいけど場所を取る、揚げ物をしたいけど油で家が汚れるのはイヤ、魚を焼いてにおいがつくのがイヤ、など)
・手抜きのための食品:利便性vs批判的な意見(中食や半調理品や合わせ調味料(○○だけで簡単にできる!みたいな)など)

日々の勉強の中で

・旬の消滅(そもそも日本料理は素材の味を生かす調理法のものが多く、食材のおいしさが必要。そこで需要な「旬」。それなのにスーパーに行けばほぼ年中あらゆる食材が年中変わらない価格で売られている。旬の食材はただ単に「おいしい」だけではなく、自然がもたらす「食の効用」もあるのに)
・和食文化(日本料理【和食】はユネスコ無形文化遺産にも登録されるほど世界的に価値があり、現代社会において健康的な食事としての注目度も高い。にもかかわらず、日本人の和食に対する認識が低いように思う)

日々の生活の中で

・多忙による食の偏り(時間がないことによる朝食昼食抜きや、立ち食いやワンハンド食など)
・無理なダイエットや健康食(○○だけ法みたいな極端なもの)
・サプリメントや健康維持食品
・糖分の過剰摂取(「自分にご褒美スイーツ」とか「疲れた時には甘いもの」みたいに糖分摂取を勧められる危険性)
・ベジタリアンなどの主義や宗教上の問題
・アウトドア人気の応用(在宅ながらのイベント性や非常時の適応力強化)
・高齢者の食問題(母の死で実感。高齢者は多くの人が持病がある。それは長い間、食をはじめとする生活習慣の蓄積によるものが多い。病気になったからといって今まで好きにしていたことを急にはやめられない。一人で暮らす高齢者は特にである。「独り」で食事をすることにはいろんな面でよくないように思う)

コロナ禍の中で

・外食産業の危機
・デリバリーやお持ち帰りのメリットとデメリット
・おうち時間での自炊増加
・フードテックの急成長
・『食』はコミュニケーションツール(食事には「何を食べるか」よりもはるかに大事なことか山ほど詰まってる)

などなど様々なことを思う。
まだまだ書ききれてないことも多々ある。
今までは何となくただ思ってきたこと。
これからは私自身が解決していく問題という認識にシフトした。
【『食』で世界をしあわせに】

さぁ!やるぞ!