いのちの期限

母の死で学んだこと

この度の母の死で、大きく二つのことを感じた。
一つ目は高齢者のリアル
二つ目は命には限りがあるということ

『高齢者のリアル』とは、今現在目の前にある、高齢者の孤独をはじめとする心理や社会的な立場や現状のこと。
それに対して自分にできることがあるはずだし、やらなければならないことがあるはずと思った。

『いのちには限りがある』とは、当たり前のことなのにどこか自分とは関係のない事柄のように感じていること。
いまだかつて死ななかった人なんてただの一人もいないのに、なぜか自分もいつか死ぬということが全く実感できない。
だから知らず知らずに時間を無駄にしていることが多々ある。

『いつか○○に行きたい』
『いつか△△がしたい』
『いつか××になる』
『いつか』『いつか』『いつか』…
常に母が言ってた言葉。
そしてほとんどのことで『いつか』は来なかった。
希望や理想を思っていただけで、それを叶えるアクションをしなかったから、当然といえば当然のこと。
(「いつか使うかも」でとっておいたお菓子の缶が永久に使われることがないように。使い道を探さなければ、その缶に出番は来ないのだから)

『いつか』をいつにするかを明確にする

リベ大YouTubeより
https://youtube.com/c/ryogakucho

秘密道具】タイムバケット

始めてこの動画を見た時は「なるほどねぇ」程度だったが、この度改めてじっくりと見直してみた。
この動画には『理想の自分』『豊かな人生』を叶えるためのまずやるべき最重要な手順があった。
とはいっても、作業自体はそんなに難しいことではない。
手順は以下の通り。
①自分のやりたいこと大小関わらず書き出す
②今現在から自分が死ぬであろう年齢(平均寿命でも、長生きするつもりで100歳でも可)までで、5歳~10歳ごとのバケツを用意する(本物じゃなくてよい)
例:今現在35歳としたら…
  35~40/41~45/46~50/51~55/56~60
  /61~65/66~75/76~85/86~~~
  みたいに区切る
③①のやりたいことを、『やるのに最適なバケツ』に放り込んでいく。
④やりたいことを実現するための『やらなければならないこと』もバケツに放り込む。
例:46~50で「子供を大学に進学させる」なら、「大学進学のための費用をためる」を入れるバケツが必要ということ。いきなり46~50のバケツに「大学進学の費用を捻出する」は現実的でないよね(;^_^A

『いつか』を具体的な予定・計画にする

この『タイムバケット』というものを私もつくってみたところ…かなりハードな状態にあることがわかった。
というのも、やりたいことをやれる時期が圧倒的に若い時の方が多いということに、今更ながら気づいたからだ。
だからといって、希望がないわけじゃない。
『いつか』やめて、なにを・いつ・どうするかを明確にし、着実に実行していけば、まだまだ取り戻せる。少なくとも闇雲の中ではなくなったのはかなりの前進。
私はもう棚の奥のお菓子の缶ではない!

さぁ!やるぞ!