コミュニティの時代

昨晩、急にご近所さんとお食事会&子供たちのお泊り会になって、いつもの時間にブログ投稿ができなかった(^^;)
上の子も下の子も同じ小学校の同じ学年で男の子同士、親も同年代だから普段から家族同士のお付き合いしてるんだけど、この度は事前の約束や計画のない、積雪ごもりで退屈してる子供たちのために急遽のプチイベント。
(『こんなコロナで大変な時に…(# ゚Д゚)』みたいな突っ込みありそうけど、ちょっと視点が違うから今回はスルー)
子どもたちは学校ではそれぞれ違うお友達と過ごしてるし、習い事も違うんだけど。
親同士も普段からまめに連絡とったり遊んだりするわけでもなく。
タイミングが合えば合同でイベントすることもある。って感じの距離感。

それぞれの場所での『仲間』

クラス内の友達と登下校も一緒で校外でも友達。何なら習い事も…
みたいな関係も別に否定はしないけど、私はどっちかというと複数のタイプの違うグループに属して、いろんな場面での『仲間』をつくったほうがいいと思ってる。
例えば…
登下校は近所に住む隣のクラスのヤマダ君と。
登校してからはクラスではスズキ君とサトウ君とつるんで。
部活ではタカハシ君と励ましあって。
休みの日は幼馴染のナカムラ君とワタナベさんが家に遊びに来て。
塾では他校のイトウさんといつも隣同士で情報交換するけど、いいライバル。
習い事のスイミングでは2こ上のヤマモト君と1こ下のコバヤシ君とふざけあって。
自治会のイベントの時はカトウじいさんとサイトウおばさんとよく話して。
趣味のライブに行くときは隣の市のイノウエねえさんとササキにいさんと。
…みたいな。

『親友』って何?

例えみたいにその時々で違う人と仲良くしてたら、『結局親友できないよね』みたいに言う人が結構いるけど、じゃあ聞きたい。
親友って何?
四六時中どんな場面でも必ず決まった人とだけ付き合って、悩みを相談したり、喜びや悲しみを分かち合ったりしないといけないの?
そうやって関係を築いた人は絶対に裏切らないの?
答えは『NO』だよね。
だって、サッカー部の悩みを塾のライバルにしても、全然興味のないアーティストのライブの話をクラスメイトにしても、習いごとで一緒の人に人生論を尋ねても、あまり分かち合えるものはないよね?
逆に四六時中行動を共にして、いろんなものを分かち合ってきた人に裏切られたらどうするの?

『広く浅く』じゃなく
『狭く深く』でもなく
『コミュニティ』ごとに丁寧に

そんなに沢山のコミュニティに属す必要はないけど、自分が好きなことや場所のコミュニティでそれぞれに丁寧に取り組んでそれぞれの人間関係が築けるのがいいんじゃないかな?
そうすることで、本当の共感や協力(助け合い)や共用(シェアリング)ができるし、常に自分が自然体に近い状態にいられるし(我慢したり見栄を張ったりする必要がなくなる)、もしもひとつのコミュニティが崩れても他にまだ属せるところがあるし(学校や職場で死ぬほど嫌な目にあっても、死なずに逃げ出せる場所がある)。
きっと自分が楽しくいられるし、誰かのことを楽しくさせられる。

集落の時代

ちょっと前までは、他の人より少し早く情報発信したり、ちょっと個性的な面白い発言をするだけで注目されてきたかもしれない。『個の時代』
けど今は情報過多で1億総発信者時代だから、個人でできることの範囲が狭まってきてると思う。
っていうか、限りあるスペースと時間を奪い合ってる状態。
よほどのインパクトを持ってないと数に埋もれる時代。もはや個人では生き抜いていけない。ってなったら、一番効率がいいのはチームで助け合うこと。
自分も周りも幸せになれる。そんな仲間が必要なんじゃないかな。

様々な天災。そしてコロナ。

ここ何年かで日本各地で様々な天災が私たちを襲ってきた。
そして目下の敵はコロナ。
車で1時間のところに、豪雨で家や家族を失ってまだ立ち直れてない人がいるのに、コロナで『越県自粛』のせいで助けに行くこともできない。
自分の家族の命が消えそうなのに、想いを伝えに行くこともできない。
自分だけじゃどうにもならない。国などの『公』は一粒ずつは助けてくれない。自分が誰の助けになれるのかもわからない。もはや何が何だかわからない…とりあえず寝よ。起きたら全部が夢で済ませられるかも。みたいな。(いや、無理だし。と、とりあえず自分ツッコミ)
でも仲間がいたら世界は変わると思う。
一緒に悩む人、少し先を教えてくれる人、自分を守ってくれる人、共に戦っていける人、自分が守りたいと思える人…そばにいるだけで、そこにいるだけでココロを感じられる人。
そんな人と出会える場所が一つでも多くあるといいなと思うし、『3NASび』では、そういう場所や機会とつくっていきたいと思ってる。

特に今回は『子どもたち』について考えた。
自分の子どもたちだけじゃなくてね。
私は今年度自治会の子供会の役員をしてるんだけど、コロナ禍でほとんど全部のイベントが中止&記念品・景品の配布になってる。
理由は『コロナでほとんどのイベントが中止になってるから』。
確かにイベントをすることのリスクはあると思うけど、それって『感染のリスク』ではなく、『感染者が出た時に非難にさらされるリスク』。
(@_@;)ナンダカナァ…
だって、学校の1クラスより少ない人数が、教室よりも広い公民館で、授業よりも短いイベントを、検温・マスク・消毒・換気をちゃんとしたうえで開催したからって、どうなの?
学校とは違う編成の仲間と楽しい時間を過ごすから意味があるのに、欲しくもない記念品もらったからって、子どもたちは何にもハッピーじゃないよね。
(ちなみに私は自分でできることを探して『西野亮廣の映画”えんとつ町のプペル”のムビチケを全国の子供たちに届けたい』の企画に応募し、子供会の子たちに映画を届けたよ。で、映画を見た子たちが、映画のことで色々会話をしたと聞いてほっこりしたよ。)

あ、今回は少し長くなったけど、もう少しこの話つづけるね。
そろそろ日付変わるけど、明日も仕事だけど。

さぁ!やるぞ!!(書くぞ!!)