フードテックとSDGs

フードテック(Food Tech)とは

『食』について勉強しているとちょいちょい耳にするようになった、近年話題のフードテック。
そもそも何のこっちゃ?な人がまだまだ多いと思う。
簡単に言うと、フードテックとはフード(Food)とテクノロジー(Technology)を掛け合わせた言葉で、最先端のテクノロジー(ITの普及、クラウドやAI技術の発展など)を利用して、食の持つ可能性を広げていくことらしい。
『食』は世界中全ての人がかかわる市場で、これからも人口の増加に合わせて市場規模拡大が見込まれる反面、様々な解決すべき課題もたくさんあるので、それを解決するためにもフードテックの発展が必要とのこと。

『食』の課題とは

・食糧不足
世界人口増加に伴って食糧需要が増大するのに対し、温暖化による気候変動から従来の栽培適地が変わったり、災害によって収穫量が減少することが懸念されてる。

・飢餓とフードロス
世界中で栄養不足状態にある人口が約8.2億人で、この人たちが必要としている食料は年間320万トンに対し、日本で「食べられるのに廃棄される食糧」は646万トン。
世界的な食糧バランスを整える必要があるということ。

代替えタンパク質
宗教上の理由・動物愛護の精神・個人の体質・健康志向などの理由から植物由来の肉(代替肉)の需要が増えている。
最近は地球環境のために肉の摂取を減らす傾向も。

・食の安全
食品の品質管理だけでなく、傷みにくい食材をつくったり、長期保存を可能にするパッケージの開発や異物混入を防止する仕組みづくりをする技術が求められる。

・生産者の減少
日本国内では、農業・漁業などの第一次生産者の人口減少だけでなく、食品製造業や外食産業でも労働力不足の問題が深刻化している。
loT技術やロボットの導入で生産効率を高めることが急務になってる。

などなど

フードテックの領域

ITやらICTやIoTやら、よく聞くけどなんのこっちゃ
違いがよくわからんってなっちゃいそう…
置いてかれんよーに頑張ってついていこう!

・調理
フードロボットのようなロボットアームを使っての調理・盛り付け・後片付けなどや、家庭ではスマホと連携させてレシピ検索と調理設定ができる自動調理器が登場している。

・生産
ICTやloTの技術を生産の現場で活用すれば効率的に安定して食糧を得ることができるようなる。例えばAIの技術を取り入れることで温度・湿度管理が自動化できるし、ドローンで水やりをしたり、クラウドで農地の一元監視も可能に。

・流通・配送
ICTによって小口への需要への対応が可能に。発注者と受注者をICTで結ぶことで、受発注をタイムリーにおこなえるように。
ECサイトを利用した食品宅配サービスも生産者とお客様が直接食品の購入ができる。

外食・中食
長引く新型コロナウイルスの影響で、最もバランスが変化した事業のひとつ。
外食の需要が減り、その代わりに食材キットなどの中食需要が高まってる。

長くなるし、少しこ難しい話だし、眠くなってもアレなんで…
っていうか、私自身いろんな書籍やら記事を読んでてかなりややこしくて何度も睡魔に襲われたんだけど(^^;)でも、これからの時代の『食』について考えるのに避けては通れないと思ったから頑張ったよ。
だから少しでもわかりやすいように、分けて書くことにするね。