厄日(T_T;)

なにをどうしてもなんにもうまくいかない日がある。

先日、特になんのなんない予定も入ってなかったので、土日にある鍵の受け渡しラッシュに備えての準備と、普段できない溜まった雑務をする予定で出勤した。
…はずが…
朝礼後ほどなく来客。

生活保護の方(50代男性)

正直、生保のお客様は苦手(-_-;)
下関では月29000円の家賃補助が出るので予算はそこで固定、しかも車を持ってないからエリアも限定される。

それだけでもかなりきついのに、この度のお客様は、(携帯電話などの)連絡手段がない・保証人になってくれる人もいない・猫を2匹飼っている、という困難さ加減。
正直、紹介できる物件なんて早々ない(っていうか、連絡手段がないと保証会社の承認が下りない)。3度目の来店。

それでも何とかしたいとは思うから、まず何とか連絡手段の確保(携帯電話の契約。本来これは生保でも可能なことで、これを断られるというコトはほかの事情があるということ)と、保証人の確保をお願いする。
少なくとも現状ではどうにもならないので、今日のところはお引き取りいただきたい感じを匂わすも、時間だけはた〰〰〰〰っぷりあるから、全然帰ってくれない。

こういう時感じるのが、やっぱり生保の人って、生活保護が必要な理由があるのがわかる。
もちろん全員が全員そうではなく、本当に本人の努力ではどうしようもない人もいて、そういう人は支援する必要があると思う。(しかもそんな人ほど態度は謙虚だし、言動に感謝が感じられる)
けれど、自ら不動産屋に来店し部屋探しをする生保の人の大半が、わがままで現実をきちんととらえられてない社会性の低い人が多いってこと。自分の要望ばかりで、他人からの助けがあることに感謝の気持ちが希薄に感じる。
保護を維持するためにあらゆる手を尽くすのに、自立する努力をしなかったり。

先日来られた年配者カップル(60代後半女性(死去したご主人の年金+生保)と70代前半男性(完全生保))は生保や年金などの公的支援を目いっぱい受け取るために、籍を入れることもせず労働もしないのだ。
そして籍を入れないから同棲もできないので、同じ建物か近所でそれぞれ月29000円で2DK以上・駅近・山坂階段なし・洗濯機室内・洋式トイレなどもろもろの条件で部屋を探しているという。
その傍ら、旦那のDVから逃れるため3人の未就学児を連れ、「雨風がしのげればいいので、狭くても古くてもとにかく家賃が安いところで…私もすぐに仕事を見つけますから…」と必死な人もいる(こういう人ほど保護してあげて欲しいと思う)のに…。

とにかくわがままな生保の人に直面すると、何とも言い知れない憤りのようなものを感じるし、こちらが消耗するのだ。
(また4日後に来店するというから、さらに気が滅入る…(-_-;))

無職の外国人(40代女性)

お隣の北九市に住み働いていたが、この度仕事を辞めて下関へ転居し求職活動するという、現在下関の友人宅に居候中のフィリピン人。

詳しく話を聞くと、来日してから20年近く経ち、7年前に離婚し福岡に別居中の息子さんがいるという(永住権あり)。
この度の転居の理由としては、「北九州に住んでる際にストーカー被害にあい、加害者が逮捕されるも保釈され、恐怖のため下関の友人宅に身を寄せたがいつまでも世話になるのは申し訳ないので、自分で部屋を借りようとしている」とのこと。

ここまでならば「何とかしてあげたい!」と思い、いざ部屋探しを始める。
最初の条件は「車がないのでなるべく駅から近いところで家賃が3万円くらいの2DK」
その条件で探した物件を案内・内見していると出るわ出るわ無理難題の数々。
・荷物を運ぶのにエレベーターが必要(引っ越し業者は高いので自分たちで荷物の搬入をしたいから)
・車がないから駅から歩いて10分の以内(それ以上は歩きたくない)
・初期費用がなるべくないところ(安いではなく、ないところ)
・怖いから2階以上のところ
・収納が多いところ
・通路や玄関の間口が広いところ
・うるさくないところ
・明るいところ
・臭くないところ(空き室になってから時間が経つ部屋はどうしても止まった水のにおいなどがするし、住み始めたら解消するものだけど、納得がいかないらしい)
などなどなどなど。

初めは同情もしたが、だんだんとイライラしてくる。
「まずはできる限り荷物を減らして、仕事を見つけろ!切羽詰まってるなら当面少しくらいの我慢はしろ!そして20年も日本にいるならひらがなくらい書けろ!」
そして状況把握せずの居座り(この日2回目)。

この日は以上の二人の来客に振り回され、結局また昼休憩が取れず。
だが…
何といっても腹立たしいのは、他の来客もないのに誰も物件探しを手伝おうともせず、繁忙期後の部署替えのためのデスクのお引越しを皆ではしゃいでしてたこと。
「私のこともお客様のことも無視かよ!!
(゚Д゚)ノ」
普段は「仕事は楽しく!」をモットーにしているけど、連日の休日なし・残業過多などの疲労蓄積に加えての理不尽な欲求・仲間の非協力に、さすがにイライラMAX!

厄日だ…

こんな日もあるさと懸命に自分に言い聞かせ、深呼吸して気持ちを落ち着かせようとしているとき、スマホが鳴った。

西中国信用金庫から、口座開設審査の否認の連絡。
「事業開始前の口座開設は時期尚早だし、承認できない」と。
「口座開設はある程度収益が出てからにしてはどうか」とのこと。

(-_-メ)

「この度はご希望に添えず残念ですが、将来的に口座開設をお考えでしたら、その際にお手続きがスムーズにいくようにこの度ご提出いただいた書類(登記簿謄本・印鑑証明・定款を当方で保管しておきましょうか?」と言われ、
「二度とお願いしないので結構です!返却してください!」と…
金融機関を敵に回しても仕方のないことだとわかっていながら、この度はどうにも気持ちを抑えられなかった(未熟者)のもあるし、実際にどうなるかもわからないのに書類を預けておくメリットを感じられない(謄本や印鑑証明は発行するだけでなん百円もかかるのに原本を預けておくなんてもったいない)のも事実。
なので、書類は郵送で返してもらうことにした。

どうにもならないことなんて山ほどある。

変えられるのは自分と未来

相手に対して怒っても仕方ない。
過去に対して怒っても仕方ない。
相手に求めても仕方ない。
過去を悔やんでも仕方ない。
相手を変えようとしても無理。
過去を変えようとしても無理。

私自身が自分の意志で変えられるのは「自分」と「未来」。それすらももしかしたら思うようにいかないかもしれないけれど、諦めなければ変化させ続けることはできる。そうしていくうちに、いつか理想形になれる日が来る。

今現時点で目の前に存在する好まない相手、理不尽を感じる社会、鬱屈した現状、ストレスを感じる毎日は、自分のベクトルを修正して動き続けることで必ず事態は変えられる。

無理って思ったら無理。
根拠があろうがなかろうが「私ならできる!」の一択で前進あるのみ。
この度みたいな日はかなり消耗したものの、「こんな日もあるよね〰〰〰」と思って切り替えていこう。

さぁ!やるぞ!