やりたいこと、やるべきことは沢山ある。
けど、原因はそれだけじゃないのかも。
時間の配分が間違ってるのかもしれない。
確かに現在繁忙期で、仕事で残業や休日出勤が多いけど、それだけでこんなにも時間が足りなく感じ、疲労感やストレスを感じるものだろうか?
多分、時間の使い方が間違ってるんだと思う。
参考書籍はこちら↓↓↓
時間術
ここで挙げたもののみならず、時間術に関する書籍はものすごくたくさんある。
ってことは、それだけ時間の使い方に悩みを持ってる人が多い、時間の有効な使い方がわからなくて困ってる人も多い、時間が足りないと嘆いている人が多い、ってこと。
もちろん実際の時間は万国共通で、どうやっても増えるものではない。
じゃあ、時間が足りないときはどうする?
よくあるのは
・寝る時間減らす。
・自分のゆとりのための時間を減らす(趣味のための時間・独りの時間など)。
これをするとかえってよくないらしい。
時間の有効利用を妨げる原因となるもの。
①集中とリラックスの配分間違い
②全部自分でしようとする
③スケジュール管理があいまい
④人間関係の問題
⑤情報過多 などなど。
原因の解消方法
①集中とリラックスの配分間違い
脳のメカニズムをうまく使えるかどうかでパフォーマンスが全く変わってくる。
交感神経と副交感神経のリズムを利用して、朝のゴールデンタイムに集中力を必要とする仕事や作業をし、昼にリセットタイムを設け、夕方~夜はリラックスタイムにする。
毎日の生活を2時間早寝早起きすることで、1日の使用時間をずらし、よりそれぞれの時間帯にあった時間の使い方をする。
例:朝はジョギングと筋トレ/夜はストレッチやヨガ
朝はブログ投稿/夜は読書
朝は熱めのシャワーを浴びる/夜はぬるめのお湯にゆっくりつかる
など。
昼のリセットタイムも重要で、あえて社外ランチで日光を浴びたり歩いたり。
15分デスク昼寝もいいらしい。
②全部自分でしようとする
自分個人にも必ず得手不得手があるし、会社という組織においても得意不得意なジャンルなどがあると思う。
その事を踏まえて大事なのは「自分の能力の輪」である。
苦手な人が全力で頑張るより、得意な人が片手間にする方が結果としていいものとなるだろう。
人は「自分の能力の輪」の外のことをしようとすると、疲労やストレスを感じることが多い。そして労した割に大した成果が得られないなんてことは往々にしてある。
それならいっそ苦手なことは、それを得意な人に任せて、自分は自分の得意なことに全力投球するべきだじゃないかな。
③スケジュール管理があいまい
最たる例が「残業」。
自分の業務の終わる時間を設定できてないってこと。
もちろんイレギュラーな仕事が就業間近に投げられることも少なくない。
それでも、ゴールの設定を間違わなければそんなに時間のロスは生まれないはず。
「今抱えてる仕事が終わったら帰る」
ではなく、
「18時に退社するために、今抱えてる仕事を全力でできるところまでする!」
と、意識の内外を変えることが必要。
そして人間って、時間に制限を感じるほど効果的な使い方(動き方)をするらしい。
④人間関係の問題
いわゆる「時間泥棒」が周りにいるということ。
メールやLINEで済むことをわざわざ電話してくる人(何なら全然今じゃなくていいような内容)、約束の時間を守らない人(遅れるのはもちろんよくないが、意外にかなり迷惑なのは約束の時間よりかなり早く来る人。一見悪いことのように見えないが、実は相手の予定を無視してるという意味では遅れてくるのと変わらないくらい迷惑)、など、とにかく自分の時間に相手を巻き込もうとする人が近くにいると、時間のロスが半端ない。
単に時間を取られるだけでなく、その都度集中が切られるから。
一番要注意の声掛けは「ちょっといい?」
これはしてもされても絶対NGの一言。
もし自分が誰かの時間を使わなくてはならない場面になったときは
急ぎでないならメール・LINEで。
急ぎなら
「○○の件で2分だけいいですか?」
⑤情報過多
テレビやラジオのような「ながら」で視聴できるもの、NEWS系アプリ、SNSのタイムラインなど、常に私たちにあらゆる情報が膨大に入ってくる。
自分にとって有意義な情報だけが入ってくるなら問題ないが、かなりの比率で自分にとって無益な情報が一方的に押し付けられている。
なんとなく気になる気はするけど、よくよく考えたら自分にとって何の利益ももたらさない無駄な情報。
とにかくたくさんの情報を得ていると、自分の知識・生活が豊かになるように感じるが、そうとは限らない。
情報収集するなら「今」の自分にとって有益なものの収集に範囲を決めた方がよい。
例として一方的に届くニュースアプリやSNSのタイムラインはとりあえずゴミ箱。
いわゆる「ニュース・ダイエット」をしてみる。
これは時間的な面からだけでなく、精神的にもかなり良い効果がある。
なぜなら、基本メディアに流れるのは「悪いニュース」だから。
多くの人にとっての不安や怒りを煽るものしかニュースとして取り上げられないからだ。
「今日は何事もなく平和な一日でした」では誰の注目も得られないからである。
(本来最も良いニュースであるにも関わらず)
ニュースとは本来は多くの人が欲しい情報をあらゆる角度から、かつ適切に伝えるものだったはずだが、近年では不特定多数の人が広告集入目的で、ありとあらゆることを「ニュース」として流している。
特に最近はショッキングでキャッチーな見出しで内容が全くない記事が氾濫している。
それをいちいち見たり思考する時間は無駄でしかない。
深い内容の記事であったとしても、それが自分の生活にどれほど関係があるかと考えたらかなりの高確率で「不必要」なものばかりだし、さらに言えば「不必要なもののために思考や感情を奪われるだけのもの」である。
となると、一番の解決策は「元から断つ」。
向こうからくる情報はとりあえずシャットダウンして、自分にとって有益な情報のみを取りに行くことに。
芸能人の不倫や世界の裏側で起こった子どもの珍事件など、ぶっちゃけどうでもいいしその記事を見聞きしたり、それについて考えたりなんてもうやめよう!
とにかく、限りある時間をうまく使おう。