相方さん情報①

白米の危険性

スパイスカレーを作って

ここんとこ、夕食づくりがすっかり相方さんの役割のようになっている。
毎日の献立を考えるのに、いろんな食材や方法などをネットで調べてり情報収集している様子。
今まで使ったことのない食材や調理方法・味付けにチャレンジしている。
(あくまで「相方さんが」の話。もちろん私が夕食づくりするときは大半の食材は使ったことはあるし、調理方法や味付けのバリエーションもそれなりに多い。)
時に私もしたことのない食材の組み合わせをしたり、食材に対して意外な調理方法や味付を合わせたりして、実験的に楽しんでいる感じもある。

昨晩のメニューは「スパイスカレー」だった。
私が食材の配達をしていた時にお客様から「スパイスだけで作るインドカリー手作りセット」をおすすめされて試したことがきっかけで、ドハマりしたものだ。

コリアンダー・クミン・ガラムマサラ・ターメリック・カエンペッパーがそれぞれ個包装になっているだけのセット。
従来のカレールーの素のように油脂類や小麦やでんぷんなども入っていない純粋にスパイスだけで作るカレー。
つくる前は結構クセの強い独特なものを想像してたけど、いざ作って食べてみると、若干サラッとしてる以外は全然ふつうのカレーと変わらないというより、むしろ食材の味わいが感じられて美味しい!
一発でハマってしまった。

つくり方もそんなに難しくない

はじめはこのセットをいくつか買って、色々な食材の組み合わせをしていたけど、どうしてもセットだと割高になってしまうので、ついに…

ど〰〰〰〰ん!!
スパイスといえばGABAN。
業務用スーパーで買いそろえた。

自分で少しずつ配合を調節したり。
つくるごとに美味しくなっていくし、王子達もモリモリ食べるし、無駄な炭水化物や油脂や化学調味料が入っていないのでヘルシー。
そしてこの度スパイスカレーは食べ専だった相方さんがついに参戦してきた。
始めて作ったスパイスカレーに「雑穀米」を合わせてきた。
こちらも相方さんにとっては滅多に登場しないアイテム。(私は定期的に雑穀米や玄米のブームが来るが)
今回食べてみて、まずは白米とは違う食べ応えを見直した感じ。
雑穀米だけでなく、少し前に試した玄米もあわせて、よく噛むことによる満足感や豊富に含まれる栄養素に対してカラダが満足するのを感じたようだ。

日本人の主食はやはり「米」

相方さん、どうやら白米食についての情報をGETしたらしく、以下の情報を教えてくれた。

・見栄っ張りの江戸っ子がおかずを削って三食白米を食べるのが自慢でごはんばかり食べていた結果、ビタミン不足が原因で様々な脚気症状を招いた。これは「江戸患い」とも呼ばれた。
・お金のない地方の住人の方が、玄米に近い分づき米に雑穀や大根などを混ぜて炊いたご飯(「かてめし」という)を食して健康なのに対し、江戸っ子は「贅沢病」と呼ばれる「脚気」が多かった。
・江戸っ子たちは白米を食べることで不足するビタミン類を、精米で捨てられる糠で漬物を作り食することで、無意識に補給していた。
・「徴兵令」を公布した際、軍隊に入れば1日6合の白米を食べさせると約束した。そして、白ご飯を食べまくった兵の2割が脚気患者となった。などなど。

糖質オフも含め、「白い食べ物(精製された米・小麦・砂糖など)はよくない」という情報はスタンダードだけど、こうした単純に栄養素だけの話でなく、歴史を絡めたエピソードに面白さを感じた。

炊き立ての白ごはん、サイコー!

普段の食事で白米を減らしていこうかな

相方さんの提案。悪くない。
白米をやめるのではなく、減らす。
雑穀米の日や玄米の日を日々の食生活に織り交ぜていくということ。
完全に白米をやめるのは、いくら健康に良いとしても得策ではない。
だって白米美味しいもん!
美味しいものをやめるなんて、精神衛生上よくないに決まってる。
だから、雑穀米の日や玄米の日を織り交ぜていくのはいいと思う。
さらに気が向いた時だけ雑穀米・玄米をチョイスできたら尚いいなと思う。
私自身、外食などで白ごはんと雑穀ごはんが選べる場合は、ほぼほぼ雑穀ごはんを選んでしまう。
健康を気遣うのはもちろんのこと、たまには食べたいなぁ~って気分になるのだ。

だったらやはり、たまに食べる食事ではたまに食べる雑穀米はあった方がいいかなと思う。
弁当や定食などのメニューの日には組み込んでいきたい。

メニュー開発も進めていく。

さぁ!やるぞ!