育つ過程を楽しむ

昨日帰宅すると、第一王子が「今日ね、めぇ~っちゃイイコトがあったんよ~( *´艸`)」と。
何やらとても嬉しそうなので「なになに?どうしたの?」と聞くと、「菊芋の芽が、昨日は1個やったのに、今日帰ってきたら2個になっとったんよ~。土がモリッてなっとったけ~、たぶん下におったんと思うんよねぇ~( *´艸`)」と。

めっちゃ小さいけど見えるかな?

喜んでいるけど実はうちの子、菊芋を食べたことはもちろん、見たことすらない。
という私も食べたことはない。よく通る道にやたら菊芋推しの飲食店があって、気になっていたところに、生協のカタログに菊芋の種芋が載ってたから興味本位で購入し、植えてみたのだ。

家庭菜園

私はここ15年くらい、毎年夏野菜をいくつか育ててるのだが、子どもが生まれてからは「食育」になってるなぁと思う。

最近の参考書「コンテナで育てるハーブと野菜」
深町貴子 著 20180620初版

自分たちで水や肥料をあげたりすることで毎日の成長の過程が見られるし、虫を取ったりいらない枝葉を剪定したりすることでそれぞれの特性を知ることができたり、種や苗の状態から実がなるまで自分たちが関わることで、実がなったときは喜びを感じるし、それらを食べることが感謝につながる。

ただ植えるだけでほったらかしでいたのでは実はならない。(いや、少しはなるけど…)
日々虫や病気と闘い。せっかく自分たちで育てるからには、あんまり薬の力は借りたくないので、地道に虫取りをしたり、日々チェックすることで病気にも早期対応したり。
化学肥料も使いたくないので、堆肥などで土づくりをしたり(少し臭いのね;)。
そうして努力・工夫して沢山実を結ぶ年もあれば、全然報われない年もある。

食育の観点から、すべての工程について子どもたちに説明しながら進めていく。
・せっかく出た芽を摘んだり(間引き)、育っていく過程で芽かきや摘心をする理由
・種類ごとにつきやすい害虫やかかりやすい病気など
・水やりや追肥の仕方
・その野菜にまつわる情報(由来・主な生産地・標準価格・エピソードなど)
・収穫のタイミングや美味しい食べ方
などなど。

いろんな工程を経て自分たちが育て上げた野菜が食卓に登場‼
それらを食べることで、あまり好きでなかった野菜にも興味や感謝をもつことができ、結果的に好き嫌いが減っていってる。

今年は新たな挑戦

これまでに、主にトマト・キュウリ・ナス・ピーマン・パプリカ・オクラ・ズッキーニ・ゴーヤなどの夏野菜を中心に、ネギ・パセリ・大葉・ハーブ各種などの薬味類、サラダ菜・芽キャベツ・ブロッコリー・ラディッシュ・その他葉物などの秋~冬野菜を育ててきた。
そのほかにも庭にはブルーベリーの樹があったり、実家では玉ねぎを育てたり、サクランボ・八朔・橙・金柑・梨・無花果の樹があったりと、かなりの種類を育てたり収穫したりしてきた。

そろそろミツバチの来る頃

今年は「今まで育てたことのないものに挑戦しよう!」と、現時点では先述の菊芋をはじめ、スナップエンドウと茗荷を育て始めた。

プラス、今年は夏野菜ではなくミニスイカかメロンなどの大物にチャレンジしてみようかと思ってるとこ。
でも、夏野菜も捨てがたいなぁ~(≧◇≦)
今現在、大きめの横長深型のプランターが7個あるけど、思い切ってもう2・3個増やそっかな~( ̄~ ̄)ニヤリ
王子達、水やり大変かもだけど稼がせてあげられるからいっかなぁ~。(我が家ではお小遣いは労働報酬制)
とりあえず王子達と相方さんのリクエストも聞いてみよ~っと。

さぁ!やるぞ!