飲食業の大わらわ

不要不急の外出≒外食

コロナ禍で大きな打撃を受けた業種のひとつが飲食業なのは周知の事実。
ソーシャルディスタンスの確保や営業時間の短縮要請や外食の自粛の呼びかけetc…
多くのお店が『お持ち帰り』や『宅配』に活路を見出そうとしてたけど。

下関にはUberEatsがないからね…(^^;)

確かに『外食』って不要不急だけど、じゃあ『お持ち帰り』や『宅配』した料理を家で食べるのが代わりになるかっていうと、そうはならない。
『お持ち帰り』『宅配』でお店の味を家に移動すると、どうしても少しは料理が覚めるし、器は使い捨てのものが多いし、食べてる途中に追加注文できないし、最終的にはごみの始末など片付けは自分でしなきゃいけないし…。
家事(食事の支度) の負担が減るという点では同じだけど、『外食』は家と違う雰囲気や器で食べたり、ずっと座ってるだけで熱々の料理や素敵な盛り付けの料理が出てくるし、片付けまでしてくれる。食べ進めながらメニューを見て追加したりデザートを選んだり。
店員さんや他のお客さんがいることで、家とは違う緊張感が少しあったり。
不要不急ではあるけど、間違いなく心の充実に繋がっているんじゃないかな?
ってか、みんな心の大半は不要不急でできてる気がする。

ほとんどの飲食店が『お持ち帰り』『宅配』の二択なのが驚き。

正直、『お持ち帰り』『宅配』では全然満足できない。
っていうか、「この店ってこんな味だっけ…?」となることがほとんど。
(そりゃそう、移動中に冷めて味は落ちるし、使い捨て容器で雰囲気も何もあったもんじゃないんだから)
それなのに他の手段が出てこない(クラウドファンディングを用いて当面の危機をしのいでるお店もあるけど)。
いつ終わるかもわからないのに、その場しのぎの対策しか出てこないのもどうなのかな?
結局満足できないし、巣ごもりで時間もあるから、料理にハマる人が増えてく一方。
家メシの満足感が高まると、ますます飲食店はピンチ!
の反面、外食を楽しめる日を心待ちにしてるのも事実。

コロナ禍の中での対策ではなく、
コロナ後の新しいビジネスモデルを。

コロナが収束したら、きっと『お持ち帰り』『宅配』を止めたり、仕切りシートを撤去したり席数を元に戻したりするお店がほとんどだと思う。
でもそれって、コロナに代わる何かが起こった時にまた慌てる羽目になるんじゃないかな?
これからは、どんな状況になっても『心の充実』が提供できる飲食業のモデルを作っていく必要があると思うし、そうしていかないと飲食業は頻繁にピンチに立たされることになると思う。

という私もまだなんとなくのヴィジョンはあるものの、実現までに足りないものが多すぎる現状。
とにかく、思いつく限りのことを片っ端からしていくしかない!

さぁ!やるぞ!!