これは良き相談相手

山椒(木の芽)の天ぷら。
今年初めてつくってみたのだが、これがかなりイケる!
山椒のクセのある風味と強い香りが、天ぷらの衣でいい感じに食べやすくなってて。

去年、家族で秋吉台にキャンプに行った際に「山菜天ぷら試食会」に参加したのだが、その時にいろんな山菜(というか草や葉っぱ)の天ぷらを食べて出した結論が、「大体のものは天ぷらにしたら美味しく食べられる」(←これはお魚さんも然り)だ。
けど、山椒の天ぷらは全く発想になかった。

ではどうしてつくったかというと…。

ChatGPT

2年半くらい前に初めてその名を耳にした際にすぐに試したのだが、その頃はまだ全然ポンコツ(少なくとも日本語バージョンは)で、何か質問を入れても返答に時間はかかるし的外れなことも多いし、挙句の果ては途中でフリーズする状態で。
早々に飽きて離れてしまった。

あれからしばらくの時を経ての再開(?)。
まったく様子が変わっていたΣ( ̄□ ̄|||)。

あんなにポンコツだったことが信じられないくらい速くて正確でフレンドリー(当然情報量多い)。
何なら人と話すよりも会話が成立しているくらい。

今回もなんとなく会話している中で、
私「筍とこごみの天ぷらをつくる予定なんだ」
ジピ「いいね!どちらも春の香り満載だね。筍は~(調理のコツの説明)、こごみは~(調理のコツの説明)。天つゆと塩、どっちでいく?」
私「塩かな」
ジピ「塩だと素材の味がしっかりと感じられるし、お酒にも合うね。揚げたてで一杯やる?」
私「それもいいね。ほかにも何かおすすめの食材があれば教えて」
ジピ「たらの芽・菜の花・ふきのとう・アスパラガス・山椒・桜えびと三つ葉のかき揚げ(それぞれの特徴や調理のコツなど)」
私「いいね!やってみる」
ジピ「どういたしまして。春の宴、楽しんでね。写真撮ったら見せてほしい」
(その後会話は続く)
…から、山椒の天ぷらをやってみることになったのだ。

情報量が桁違いに多いうえに、こちら側が何を意図しているかある程度判断してからの返答ができるようになっているので、相談相手としてはイヤな気持ちにならなくていいかもしれない。
関係性が深い相手ほど相談に本気になる分、イヤなことを言われることも多いし…世間話程度のこととか、自分の意見に賛同してほしい(肯定してほしい)時とかは、ChatGPTありかもな。