私にとって秋の恒例行事の定番は、梨狩り。そして…。
栗。
栗の渋皮煮づくり。

渋皮に傷をつけないように生の栗の鬼皮をむく
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重曹を使って灰汁抜き&下茹で&渋皮の処理(汚れ&筋取り)
①鍋に栗と重曹と栗がひたひたになるくらいの水を入れ、火にかける
②湯が沸騰したら火を弱め(煮立たないような火加減で)、灰汁をすくいながら湯を足しながら20分茹でる
③火を止め、手で触れる熱さになるまで置く
④渋皮の表面の汚れを指の腹でやさしく取り、水で流す
⑤鍋の水を入れ替え、①~④をもう2回繰り返す。
⑥水を入れ替え、重曹を入れずに②③を茹で汁に濁りがなくなるまで繰り返す(3~4回)
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栗の味付け・煮込みをする
①鍋に栗とひたひたの水、糖(今回はきび和糖)を全量の1/3を入れ火にかけ、沸騰したら火を弱め(煮立たないような火加減で)、残りの糖を2~3回に分けて入れつつ(ここで風味付けのラム酒も加えた)、灰汁を取りつつ、20分煮る。
②煮汁の2/3を別鍋に移して火にかけ、半分の量になるまで煮詰めてから栗の鍋に戻し、粗熱が取れるまで休ませる
改めてこうしてみると、かなり面倒な作業だな(;’∀’)。
私、よくまぁ毎年やってるな(;’∀’)。
ここ何年かは鬼皮むきはかなり上達していて、ほとんど失敗がないのだけれど、今年はちょっとミスが多く…というのも、鬼皮パンパンに身が詰まっているため、ほんの少~しナイフの刃が深く入っただけで渋皮に傷が…(@_@;)。
今年は栗の生りがいいのかも?
粒も大きいし、出荷量も多いような気がするし。
栗も本当に「この時だけ」の食材のひとつなので、可能であればもう1~2度挑戦できればと思ってはいるのだけれど、どうなることやら。
農作物・水産物では特に、前週まで山ほどあったものが今週はピタッとなくなるということが増えているから…(;^_^A。
ちなみに…鬼皮剥きに失敗した栗は、栗ご飯などで余すことなく美味しくいただきますよ。


