(続き)
色々考えた結果、まるさんに役割を与えること。
すぐ帰りの日は、宿題を終えた後にご飯の支度をしてもらうことにしてみた。
とはいっても全てではなく、お米を研いで炊飯器にセットすることと、食事の汁物をつくること。
汁物に関しては何をつくるか考えることもお願いした。
なぜこの役割にしようかと考えたかというと、日々暮らす中で、どうやらまるさんも私と同様に物をつくることが好きなようなのと、料理に興味があるようだったから。
釣りに行った際も、釣りそのものよりも、釣った魚のシゴの方が楽しそうにしているのだ。
まずは炊飯器での水加減の仕方と、タイマーのセットの仕方を教えた。
キャンプなどでお米の研ぎ方は知っていたので問題なし。
次に汁物。
手始めにお味噌汁の作り方を教えた。
まずはだしの取り方だが、本当なら昆布とカツオの合わせ出汁の取り方を教えたいところではあるが、そんなこと私でも年に1回くらいしかしていない(元旦の雑煮の時くらい)。
なのでだしパックを使ってだしを取る(ちなみにここはこだわって顆粒や液体だしではなく、食塩・化学調味料無添加のものにしている)。
具材を用意し、食材ごとのだしに入れるタイミングを教える(根菜は水から、葉物は仕上げに。みたいな)。
とにかく刃物と火にだけは気を付けるように十分に十二分に注意する。
予想以上に楽しそうに取り組んでくれた(*´▽`*)
ごはんと汁ものだけではなく、その後の私の夕食づくりにも参加したり、次の汁物の提案をしたりとやる気満々。
そして、食卓でも楽しそうに自分の活躍を話してくれるし、それを聞きながら食べる私たちも楽しくなるし。
思ってた以上にいいプランなのかも?
えんさんの方も宿題を終えてからの自由時間を目指して張り切って宿題に取り組めていたし、その後の時間の過ごし方も自分で決められることを楽しみにしている。
慣れてきたらえんさんにも何か役割を決めたいところだ。
一応、早いところで年内、遅くても年度内で児童クラブの卒業しようと思っている。
今のところはまだ練習を始めたばかりで私が見るようにしているのでうまくいきそうではあるが、問題は私が見れなくなってから。
自分たちだけでも練習と同じようにできるかどうかが心配でしかない。
見守りカメラを注文した。
カメラに映る映像をスマホで確認できるので、遠隔からでも交流できるようにしておく。
気になることがあれば子供たちそれぞれにスマホも持たせているので、それでメッセージを送ることができる。
時間を意識するのを忘れてしまっていたり、思うようにいかずに困っていたり、兄弟喧嘩をして収拾がつかなくなってしまったり、ケガなどをしてしまったり。
見張りというよりは、自分たちだけでは解決が難しいときに少し手を差し伸べるためのツール。
(現実問題、そんなに常に見張っておくなんてお互いにとって何のメリットもない)
どちらかと言えば、子ども達の失敗を父っちゃさんが過剰に叱ることがないように見張るものかもしれない(;^ω^)
失敗してもいいのだ。
役割を与えた限りには失敗も含め、自分の責任で成し遂げてもらいたい思ってる。
何なら失敗してからが勝負だ。
「あ〰〰〰、ダメだった…何とかしてください(T_T)」ではなく、「あー!!やってもうた!!何とかせんと‼」で乗り越えて欲しい。
実際、子どもって放っておいたら結構自分で何とかしようとしている。
その結果がいいにせよ悪いにせよ。ちなみにこの場合の悪いは「大人にとっての」ということ。大人にとって後始末が面倒なだけで、その時の子どもにとっては持てる知恵を振り絞って最善の行動をしているのだから。
役割を与えるからには裁量権もセットでないと。
それが成長につながるのだし。それは大人でも同じ。
今の私は裁量権しかなくて逆に大変(*_*;
全部自分で調べて考えて決定していかなくてはならないから。
これが成長(成功)に繋がっているのかは現時点では誰にも判断しようがない状態で、不安いっぱい。
とはいえ、ワクワクが勝っているのも事実。子どもの時に還ったような期待と根拠のない無敵感がある。
子ども達を見守りながら、それぞれに失敗して成功して、一緒に泣いて怒って笑って、成長していけたらと思う。
さぁ!やるぞ!!