昨日は、最愛の第一王子・えんさんの10歳の誕生日だった(ついでに結婚記念日でもある)。
毎年「今年のプレゼントは何にするか?」「ご馳走はどうしようか?」「プレゼントは…?」と頭を悩ませていたが、今年は本人にリクエストを聞いてみた。
その結果、
「食べたいものは手巻き寿司」
「欲しいもの・やりたいことは、『おうちで絵の具を使いたい』」
とのことだった。
もちろんサプライズも素敵だとは思うが、本人が欲してるものの方がいいのかな?と。
というのも、基本的にえんさんはあまり積極的に自己主張をしないで(あれこれ要求しないで)、常にまるさんのがしていることや持ってるものなどを横からのぞいたり手を出したりするばかり。
なので、日々の様子を観察してても、好きなもの・興味があるもの・欲しいもの・マイブームなどが全然わからないのだ(・_・;)
(イヤなことや嫌いなものはさすがにわかるけど(^^;))
ということで、まずはプレゼント選びから。
希望としては「おうちで絵の具が使いたい」なので、一見簡単そうではあるが…なかなかに難しい問題が…
まずは、準備や後片付けに時間がかかる問題。
絵の具を使おうと思ったら、まずは水を汲みに行ったり道具の準備に時間がかかる。
そして使った後に道具を洗って乾かしてしまわないといけないので、これまた時間も手間もかかる。
大したことではないように思うが、えんさんに限って言えば、それすらも大問題になるくらい動きがのんびりしてるので、絵の具の準備と後片付けの時間で絵を描く時間がつぶれてしまう(@_@;)
色鉛筆やクレヨンのように出したらすぐ描き始められるくらいのものでないと…
そして、おうちが汚れるかもしれない問題。
さすがにもう壁などに落書きするような歳ではないのでその心配はないが、心配なのは無意識の場合である。
手や袖などに絵の具がついてるのに気づかずにあちこち触ってしまったり、手が滑って絵の具がついた筆やパレットや筆洗いようの水を落としてしまったりという可能性が大なのである。
えんさんはとにもかくにもどんくさいのだ(*_*;
父っちゃさんとあれこれ思案した結果、選んだのが…
「コピックチャオ」という画材。
これの特徴はペン先
マーカーのようにも塗れるし、絵筆のようなタッチでも塗れるのだ。
そしてインクの重ね具合によって色の濃さや色合いも変えられるので、まさに水彩のようだ。
全部で80色あるが、そこまでは必要ではないし、まずは使いこなせるかどうかもわからないので、とりあえず36色セットをチョイスしてみた。
ケーキは我が家では鉄板の「ひだまり」で、イチゴのショートケーキを注文。
…美味しいのだが食べてみて思ったのが、「味変わった?」
なんだかいつもに比べてスポンジがパサついてる感じだし、甘さのバランスが違うような…
近頃人手不足らしいから、その影響もあるのかもしれないなぁ…(-_-;)
最後にご馳走。
手巻き寿司なので、そこまで調理に手間はかからないけれど、大変なのは食材集め。
特に美味しい生食魚が…
何軒もスーパーを回って何とかそろえた(;^_^A
思い返せば去年のえんさんの誕生日も本人希望で手巻き寿司だった。
次の日が節分で恵方巻を食べる予定だったので少し躊躇したのを思い出した。
ついでにそれ以前の誕生日も思い出した。
色々したなぁ〰〰…。
ついでに生まれた日のことも思い出した。
陣痛が始まってから丸半日、生まれるまで痛みに耐えたなぁ…
陣痛の間隔が狭まって「いざ!」となった途端、陣痛が遠のいて焦ったなぁ…
なかなか出てこなくて、「このままじゃいけない」ってことで、吸引することになったけど、一発目は吸盤がすっぽ抜けたなぁ…
やっと出てきたと思ったら、すぐには泣かなくて、先生に逆さまにされて背中をたたかれて、何とか弱弱しく産声を上げたなぁ…(これは父っちゃさん談。私は疲れ切ってたので、そこまで見れなかった)
看護師さんにきれいにしてもらって対面したときは嬉しくて嬉しくて涙が出たなぁ…
処置が終わって個室に戻って窓の外を見たら、下関では珍しく雪で一面真っ白で、不思議な気持ちになったなぁ…
あれからもう10年経ったかと思うと、本当に時が経つのは早いとしみじみ思う。
「五体満足で生まれてきてくれればそれでいい」と思っていてそれが叶っているにも関わらず、いつの間にか欲張りになってしまって、あれもこれもと求めてしまって、誉めるよりも叱ることの方が多くなっていることに気づいて反省⤵⤵
毎日バタバタと追われるように過ごしていると、つい大切なことを見失いがちになってしまう。
改めて、えんさんが私の子どもとして生まれてきてくれたことに感謝。
そして、えんさんに「お母さんの子どもに生まれてきてよかった」と思ってもらえるように。
これからも一緒に笑っていられるように…