【グルメ】居酒屋ほたるin小月

父っちゃさんの会社では、鮮魚の一次加工もしている(買った魚をお客様のオーダーに合わせた状態まで処理してからお渡し)。

そこへ居酒屋の経営者の方が手伝いに来てくれているらしい。
このコロナ禍で店の売り上げが落ちている中、従業員のお給料を確保するためとのこと。

父っちゃさんを介して「飲食店の現状」はもちろん、メニューや料理について・お客様について・経営についてなどなど、「中の人」の話がいろいろと聞くことができている。

とても気づかいのできる人の様で、しょっちゅう加工の作業現場に差し入れを持ってきてくれていて、それを父っちゃさんが持ち帰ってくれて、我が家でもご相伴にあずかっている。

日頃の感謝もこめて、お店を訪ねてみることに。

お人柄はいいし、差し入れの料理はおいしいかった。
とはいえ、ぶっちゃけ全然期待していなかった。
というのも、「小月」だからだ。
下関市街からはかなり離れた、はるかはるか離れたほぼ山陽小野田市な場所で、言ってしまえばド田舎のイメージしかない場所。

ごはんを食べるのに電車移動。
小月駅から徒歩5分弱。

「あれ?思ったよりも通りが明るい…イルミネーション凄い」

店前に到着。お店は2階。
ここに来るまでいくつものお店が休業していた。
「通りに面した1階ならまだしも、こんな田舎で2階だなんて…せめて汚くないことだけを祈る(-_-;)」
と思いながら店内へ。
Σ(・ω・ノ)ノ!
めっちゃイイやん⁉

想像と全然違った!
全然こじんまりしてないし、こ汚くないし、ダサくないし。っていうか真逆。

広いしきれいだしセンスいいしハイテクだし。
「小月にこんな店があるなんて!!!(←小月に失礼すぎ)」

席に案内され、早速気になる料理とドリンクをタブレットでオーダー。

ドリンクとお通しが運ばれてきたのだが、このお通しが贅沢!
なまこに鯨ベーコンに生もずく。

しかもこれが大人にのみ運ばれてきたのはまさに「わかってらっしゃる!」だ。
(子どもにも容赦なく(有料の)「お通し」「突出し」を出してくるお店には疑問を感じているからだ)

これ以降は、オーダーした料理が次々運ばれてきたが、どれも美味しくて箸と酒が進んだ。
(写真がないのは我が家が「ピラニア集団」なせいだ(^^;))

特筆すべきは「マグロの刺身」。

お店に入ってすぐのところで、お持ち帰り用としてマグロの刺身が販売されていた。
これもコロナ禍での対策のひとつとしての「お持ち帰り」提供だ。日替わりで様々なメニューを提供している様子がインスタにアップされている。
入店時にそのマグロ刺しを見たまるさんが「マグロが食べたい」と言うので、ダメ元で「あのお持ち帰り用のお刺身は注文(ここで食べること)はできますか?」と尋ねたところ、OK。

で、運ばれてきたのが…(ここでもピラニア発動したので数切れ手をつけた状態で写真撮影)。


Σ(・ω・ノ)ノ!ヤバッ!!

こ…こ…これは…
サービスなのかオーダーミスなのか…Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)
とりあえず激旨なのだけは間違いない!まるさんの笑顔が止まらなかった。

そんなこんなで楽し美味し時間を満喫。

気になったのは、私達が滞在してる時間に訪れてきたのが「お持ち帰り」の人ばかりということ。
マジでこのコロナ禍の飲食店イジメは酷過ぎる(-_-メ)
どうしてこんなにいいお店がこんなに苦しまなくてはいけないのか…?
(すぐ近所にある開店休業状態の店が補助金でウハウハらしいので更にやりきれない)

「ほたる」頑張れ!
飲食店頑張れ!
私も頑張る!