商品のバリエーションを増やしてみようか

現時点で販売してるのは、「下関漁港の仲買さんから直接仕入れたお魚がメインのおかずセット(肉おかずとのダブルメイン+副菜3~5品)」と「(その)ごはん付き」のみで、仕入れ状況に応じて不定期で一品メニュー(お魚の刺身・煮つけ・フライなど)も置くようにしている。

普段の食事の支度などが面倒な時や、単身住まいの方などに「おかずセット」はご好評いただいている。
ごはんさえあれば他に何も用意しなくてもいい内容となっているからだ。(汁物なども加えればかなり豪華な食卓☆)

それに加え、意外と人気な一品料理。

私は基本的に『おかずセット(+ごはん付き)』の一点突破で行くつもりだったのだが、父っちゃさんが「需要あると思うよ」というので半信半疑で鯛のあら炊きやマグロの漬けなどを少量低価格でつくってみたところ、これが意外にもヒットした。
っていうか、お魚好きの方のおかずセットのプラスワンメニューとしてかなり好評で、あるとないとでは売り上げに違いが出るほど。

私自身がどこかで何か買ったり食べたりする際に「自分の中での定番」のみで、あんまり冒険しないところがある(冒険して外れた時のガッカリに堪えられない)。
それに加え、「限定品」を気に入ってしまった際、それがなくなってしまったときの喪失感がイヤ。
なので、巷に溢れる「新商品」や「限定」ものを見ると「日本人ってどんだけ新しいものとか珍しいものが好きで、どんだけ飽きっぽいねん(*_*;」って、いつも思ってる。

なので、あれやこれやいろんなものを置くのには割と後ろ向きだったのだが、色々試してみるうちに、「ご来店のお客様の選択肢を増やす必要はあるのかな?」と思うように。

商品が一択だと、実際の商品を見て今回は購入したくないと思った際に、お客様心理的に逃げ道がなくなる(私的には気に入らないときは買ってもらえなくても全然構わないんだけど)。
そうなると「ちょっと覗いてみようかな」ってならなくなる。
そんな時、「せっかく覗いたし、このくらいなら買ってもイイかな」と思える低価格商品があればお客様の心理的なハードルが下がる気がする。
そのうえ、それがお客様とのコミュニケーションツールにもなり得る。

ってことで、自社商品だけでなく、「委託販売」もしてみることにした。

父っちゃさんの仕事仲間の方が完全会員制のこだわりの料理屋さんとお魚を美味しく食べるための各種商品を製造・販売しているとのことだったので、その中からいくつかの商品を置かせていただくことにした。

その結果。
かなりイイ!

味や素材が確かなのは間違いないが、それ以上にお客様との「話材」になっている。
ほぼ利益がないような価格なので、買っていただいたところで金銭的メリットはないけれど、その商品をきっかけにお客様とお話しすることができるのはかなりのメリットだ。

一品にしても委託販売にしても、父っちゃさんから生まれたものだ。
自分的に色々研究しているつもりでも、人のニーズは十人十色なので、やはり自分以外の人のアイデアはとりあえず素直に試してみなくてはいけないな~…と思う今日この頃。

ちなみに私の定番の一部↓
・ファミレス:ドリアorグラタン
・マック:チキンクリスプ
・ロッテリア:エビバーガー
・モス:スパイシーモスチーズ
・うどん:天ぷらorたまごあんかけ
・牛丼:ネギ+温玉
・ココ壱:フィッシュフライ+タルタル
・調理パン:ヤマザキ「大きなハム&たまご」
・スナック菓子:オーザック・
・チョコレート菓子:ブラックサンダー
・からあげクン:レッド

いつもどこに行っても、散々悩んだあげく定番を選んでしまうチキンハートの持ち主(;^ω^)