オープン前からの懸念

もうすっかり春。
日に日に暖かくなってきた。(っていうか、日差しが熱いと感じることもしばしば)

オープン前から懸念していることがふたつある。

そのひとつが「食中毒問題」。

先日お話した情報誌の営業の方が、「お弁当屋テイクアウトのお店の人の年間計画の中での悩みとして『夏場の食中毒対策』というのが多くある」と言っていたが、まさに!である。

今は開店前と昼過ぎ(13時半~14時くらい)の2回に分けてパック詰めして、常温の状態で陳列しているが、夏の暑い時期には難しい。
エアコンで店内を涼しくする手もなくはないが、集客のために扉を開放しているのでどれほどの効果があるか疑問である。

そこで今考えているのが、見本以外はスチロールケースやクーラーボックスなどで保冷しておく方法。
ただそれをすると、「冷えた総菜」の提供となってしまうのが悩みどころ(-_-;)
あまりに冷えている状態では美味しく食べていただけない気がする…。
そこで色々考えてみる。

①副菜のみ保冷で、メイン(温菜)は販売時に詰める。
メリット→焼物・揚物・煮物などが温かい状態で食べられる
デメリット→副菜との温度差があるので、すぐに食べるのでなければ傷みの原因となる

②電子レンジ使用可能な容器にして冷たい状態で販売
メリット→まとめてパック詰めできるので、作業がラク
デメリット→容器代が高くなる
(お客様が温める時に『温めたくないものが分けられるように小分け』しようと思ったら尚更)

現時点では②かなぁ~、と思って、できるだけ食べもの以外のコストが抑えられるように、条件に合う容器がより安価で購入できるように模索中。(容器にお金をかけたせいでおかずの量や内容が下がったのでは意味がない)

ふたつ目の懸念は「虫問題」。

これは本当に厄介なのだ。
相手が生き物なだけにコントロールが難しい(*_*;

物件を借りてすぐに噴煙式の殺虫剤(バ●サン)をめいっぱいしたうえで、オープン前から清掃会社の人に防虫対策を相談していた。
虫が出たらやっつけるのではなく、そもそも虫が出ることが許せない。
何かいい方法があればと思ったのだが、「基本的に虫の種類に応じた駆除」となるので、何の虫が出るか分からない状態での対応は難しいとのこと。

そこでまず、どんな虫が出てくるのかを調べることに。
床を這う虫と飛来する虫の2つのタイプの捕虫器を設置し、調査開始!

オープン前ではどちらもゼロだったが、営業を開始してからは飛来中が気になるように。
扉を開放してたり、換気扇にカバーがないことで、どうしても外から虫が侵入してくる。
捕虫器を確認したところ、いわゆるコバエといわれる虫のほか、何種類かの虫が捕獲されていた(T_T;)やだなぁ〰〰…⤵⤵
とはいえ、数や種類から推察するに、いずれの虫も外から侵入したもので、店内は清潔にしているのでここで発生していたり住み着いている様子はないとのこと。
対策としては、出入口に網戸やエアーカーテンを設置することと、換気扇にカバーをつけることになりそう。

ただ一つ気になる虫が…

何だろう…見たことあるような…羽根蟻?
これまでに数回見つけたのだが、
羽が生えてる割にはあまり飛んでいる様子はなく、見つける時はいつも台上や壁を這っている。(飛来中庸の捕虫器にもかかってなかった)
飛んで入ってきた感じでもないし、店内に住んでる感じでもない。
なんだか嫌な予感がする(*_*;

いずれにしても、商品に混入することがないように細心の注意を払いつつ、引き続き清潔を保つように心掛けるしかないな。