昨日、安部元首相が銃弾に倒れた。
開店の準備とその後片付けが終わって、ホッと一息つくのにスマホを開いたら驚きのニュースが。
「安部元首相、奈良県で街頭演説中に銃撃され、心肺停止状態で緊急搬送」
Σ( ̄□ ̄|||)マジカ!?
一瞬、エイプリルフールか何かかと思うくらいに、全く信じられなかった。
安部元首相といえば、我らが下関(山口4区)から選出された、当選10回の自民党衆議院議員で、憲政史上最長の総理在任期間を記録した大政治家だ。
総理大臣の職を辞したとはいえ、日本の政治にこれからも長く影響を及ぼすであることは間違いないであろう存在だった。(好き嫌いや良し悪しは別にして)
それがこんなに突然(死亡時刻は17時3分)いなくなってしまうなんて…
かなりのショックを受けた(別に安部元首相の熱烈な支持者とか言うわけではないが)。
社会的に大きな存在感を発揮していた人が、こんなにも簡単に命を絶たれるなんて…
今の日本でこんなことが起きるなんて…
「日本も物騒な世の中になった」とかそんな次元の話ではない。
通常は越えないであろう一線をいともたやすく越えてしまう人がいることに恐怖を感じる。
元首相を殺そうなんて、しかも街頭演説中に公衆の面前でなんて、事態の国民への影響だけでも想像を絶するレベルのものだ。
それに加え、(自分は刑務所に入ってしまえばいいのかもしれないが)自身の周りの人間(特に身内)がその後平穏な生活が送れなくなるであろうことが想像できたなら。
政治的な思想でも、ましてや私怨でもなく、こんなに大それたことをやれちゃう人間が出てきたことが恐怖だ。
最近の世の中は(ネットの世界を中心に)、誰かを攻撃することに対するハードルが下がっているように感じる。
敵討ちやストーカーのように、あらゆる気持ちが高まりすぎてしまっての攻撃ならまだ理解できなくもないけれど、近頃の事件などは熱量を感じないものが多くなってきてる気がする。
そういえば少し前に、オープン当初から応援してくれている少し年配の女性のお客様から、「先週、私と入れ違いに男の人が一人で入っていったけど、大丈夫だった?少し変な感じがしたから心配だったのよ…(・_・;)」と言われた。
(男女問わずほとんどの方が一人で来店されるので)どの方のことか全然見当はつかないし、常連のお客様はどの方も優しくていい方ばかりなので、むしろ心配されたことにビックリした(@_@;)
「女性が一人でやってるし、お店の中に逃げ場がないんだから、十分に気をつけないといけないよ。何かあったら遠慮なく助けを求めてね」と言われた。
ありがたい。
そして昨日の事件によって、他のお客様からも「気をつけてね(・_・;)」とのお声が…
悪意も好意も持たれずに攻撃される可能性があるのだとしたら、やはり用心する必要性は高まっていると言える。
父っちゃさんと話したところ、やはり前々から一人での営業は心配していたらしい。
特に作業している時は、(お客様など)お店に人が入ってきたことに気づきにくいので、危ないのではないか?と。
確かに!
そっと入ってこられたことに気づかず、鍵でもかけられたら逃げ場はない。
どうするべきか…
とりあえず必要な対策としては
・作業中でも、誰かが入って来たらわかるようにする(センサーでピンポン音が鳴ったり)
・異常事態が起こってることを周りに知らせられるようにする(防犯ブザーの携帯など)
・侵入者を撃退するようなものを近くに置いておく(催涙スプレーなど)
逃げ場がないなら逃げなくてもいいようにしておかなくてはならない。
なにかあってからでは遅いので、大至急で整えないと!
いつの時も、明日は我が身と心得て…
最後に
安部晋三元首相のご冥福を心よりお祈り申し上げます。