換気扇が仕事してなかった

週末、前回の反省を踏まえて、炭火焼のリベンジをした。

問題のほとんどの原因は「着火」と「火力」だったので、それらの対策を。

出勤して真っ先に火おこしをした。
成型炭だけでは火力・燃焼時間ともに不十分だったので、成型炭は前回の量そのままに、小さめの木炭を追加して、おおよそ倍の量に。
火おこしは少量の着火剤を用いた。
着火剤で成型炭に火が点き、それが木炭にも移っていって、割と早めに熱くなった。

まずはしっかりと網を焼く。
熱々に。
そこへお酢で湿らせたペーパーをジュゥ〰〰〰っと。しっかりジュゥ〰〰〰っとなるくらい熱してなければくっつきの原因になるので。
しっかりと網を熱していたらくっつきはある程度防げるらしいが、さらに念を入れて、網をお酢でコーティング。
焼き網にあらかじめお酢を塗っておけば、お酢がもつタンパク質の変性作用で、熱した焼き網に魚をのせてもくっつきにくくなるし、使用後のお手入れもラクになるらしい。
(網に魚がくっつかないための対策としては、油も効果的らしい)

しっかりと前準備をして、いざ!

今回は車海老を焼いてみた。

七輪の場所によって、強火と弱火のゾーンに分けて、中まで火を通しながら焦がさないように丁寧に。
めっちゃいいにおいが立ち込める。
これが換気扇を通して道行く人に届くといいが。

続いて、タレ漬けにした鶏もも肉をオン!

ジュワ~ッとイイ感じに焼けている。
と思いきや、炎が(*_*;
落ちた脂に火が点いて…めっちゃ燃えてるし煙が(*_*;

慌てて弱火ゾーンにお肉を避難させるも、あっという間に店中に煙が充満。
換気扇、全然仕事してないやん(-_-メ)。
ガス警報器が鳴り出してはマズいので、急いでドアを開放した(ならなくてよかった)。
海老の時は脂がなくて気づかなかった(-_-;)。

それにしてもいい匂いだ。
海老もいいが鶏もいい(タレの香ばしい香りも加わって)。

煙(香り)の効果なのか、来店されたことのない年配男性がお店に入って来るやいなや、迷わず海老のパックを手に取り「これちょうだい!」と。

炭火焼きの香りはなかなかに集客効果はありそうだけれど、扱いが難しいので、もう少し要研究だな。
あまり連発するとすぐに飽きられそうだし、何より臭いがお店に染み付きそうで、それは避けたいところ。
とりあえずは炭火焼はたまぁ~にすることにしよう。