何がウケるかはわからない

秋分の日、家族総出での営業。
「秋の味覚弁当」
秋刀魚の塩焼きと新米栗ご飯をメインにした、秋を感じる特別な弁当。
仕入には苦労したけれど、かなりいいものができた(自画自賛( ̄ー ̄)ニヤリ)。

当初はこの日はこのお弁当一択でいこうかと思っていたけれど、(唐戸Hareteの面談の為)私不在の時間もあることだし、いい機会だから父っちゃさんもガッツリ参加してもらいたくて、単品メニューをお任せしてみることに(アイデア出しから、調理・盛り付け・価格設定まで)。

父っちゃさんが始めに考えたメニューが
・炙り〆鯖
・穴子の一夜干し(炭火焼き)

〆鯖は三段〆の特殊製法(?)したものを冷凍→解凍(アニサキス対策)してから、バーナーで皮目を炙ったもの。
事前に品質確認もしたかなり手の込んだもの。
穴子も塩加減・乾燥加減にこだわって仕上げた一夜干しを、更に炭火で焼くという手の込みよう。

「せっかく炭火焼きにするんだから、何か他にも焼きたいなぁ…」ってことで、ジャンボ生フランクと小河豚の一夜干しも追加した。

正直好き嫌いが分かれそうなメニューだったので、正直「どうかなぁ~…(-_-;)」と思ったけれど、物は試しでGO!
任せてみることに。

値段とかどうするのかも気になったけれど、手間暇かけてつくっていることへの自負なのか、意外にも(?)割と強気な価格設定なのにも少し驚いた。
(手間暇考えたら安いくらいなのだけれど、如何せんその辺りが「安見えするお持ち帰り」の辛いところ(*_*;)

で、蓋を開けてみると意外や意外!
父っちゃさんメニュー、どんどん売れていく。あっという間に穴子と小河豚が売り切れ。
フランクも焼き足すことに。
〆鯖もほぼ完売なうえ、お買い上げの方がインスタのストーリーズに画像とともに「絶品!」のコメントをあげてくれていた。

いや~・・・(^^;)何が刺さるかかはやってみなくちゃわかんないなぁ~って実感した。

メニュー開発・調理・販売・接客(1時間店長)と、一日大活躍の父っちゃさん、この日を通しての感想は「おもしろかった」とのこと。
自分が考えたことがハマっていく面白さや、お客様とダイレクトに接する楽しさなどを感じたようだ。
本業があるのでそんなにしょっちゅうとはいかないけれど、たまにはこうした形で参加してもらうのもアリかな?って思った一日だった。
次は子ども達にもメニュー考えてもらおうかな~?

まだまだ私にはイマイチ子どもウケ・男性ウケするメニューがつかみきれてない様子(酒呑みウケするメニューなら自信ありなんだけど( ̄ー ̄)ニヤリ)。