他力本願では道は開けない

唐戸Hareteの第三次審査会の不合格を受けて、父っちゃさんは喜んでいた。

というのも、そもそも第三次審査会から審査員として唐戸商店街の役員(?)が加わったことを話した際に、「商店街の役員なんか、今みたいに商店街が廃れた原因のくせに、何を偉そうに人を審査してるんだろう?」「自分たちじゃどうにもできずに、外部に『何とかしてくれ』って助けを求めるくせに、何をどう審査できるんだろう?」と、少し怒っていた。

なので、今回の不合格を受けての父っちゃさんの感想は、「選ばれなくてよかった。今の唐戸商店街をこんな風にした人たちにまともな判断ができるはずない。そんな審査員に利用されるようなことにならなくてよかった」と。

そのうえで、父っちゃさんの意見としては…

唐戸での販路は魅力的だけど、それは店舗を構えなくてもできる。
唐戸Hareteに出店してしまうと、時間の制約があって自由度は下がるし、売り上げノルマも課せられる。もしかしたら商品展開も自分の思うようにはさせてもらえないかもしれない。
そうなるよりはむしろ店舗は構えず、(ランチタイムやイベント時など)必要な時だけキッチンカーや移動販売車で出店する方がロスが少なくてメリットが多い。
なので、当初の予定していたキッチンカーを迅速に完成させる方向にもっていくべき。

唐戸に関してはイベントもよくあるだろうし、知り合いのお店もあるのでそことのコラボ出店もできる。
唐戸Hareteに出店するよりも、唐戸Hareteのお客さんを分捕るくらい思ってないと!
キッチンカーさえあればあちこちでイベント出店はできるし、それが今のお店の宣伝集客にもつながる。

何よりも今一番は、今のお店や茶山通りをどう盛り上げていくかに注力するべき。
すでに応援してくれるファンの人も増えてきてくれてるんだから、いかに今のお店をより良いものにするにはどうしたらいいかを第一に考えて展開していく方がいいと思うし、そうするべき。
そのためにはキッチンカー以上に早く、すぐにでも店内飲食を開始するべき。

焦って「あれもこれも」ではなく、今のお店とファンの人を大切にして、目の前に事をひとつずつ丁寧にクリアしていくことが大事。
今回の唐戸Hareteはそれを確認するためのものだったってこと。

・・・と。

納得(;´∀`)

今のお店自体、なんだかんだで成り行きでオープンして、当初の予定とは全然違う形(テイクアウトのみ)での営業形態でズルズル来てしまっている状態で、しかも思った以上の低空飛行なので、「何とかしたい!」と、外に意識が向きすぎていたのだと思う。
それよりもちゃんと今の目の前のことに向き合わないといけなかったな~、と。
目の前のことが思うようにいかないからと言って他に目を向けるのではなく。

いろいろこだわりたいところもあるけれど、まずはすぐにでも店内飲食を始めるとしよう!(まずは日替わりのみとなってしまうけど)
足りないところは少しずつ改善していけばいい。
定番メニューはおいおい考えるでいい。