新しい発見を求める日曜日。
今回は菊川の少し奥まったところと、深坂の方にいってみた。
菊川は道の駅にはよく行くので、今回はスルー。
で、今回はいつもと趣向を変えて、キャンプYouTuberの知り合いからの情報をもとに、山を深く入ったところにある「歌野清流庵」を目指した。
道の途中にある囲炉裏処のすぐそこには、無料でキャンプができるところが。
キャンプ場のように設備が整ってたりはしないけれど、(きれいな)トイレはあるし、すぐそこに川が流れてたり自然は豊かだし、かなりイイ感じで、この日も多くのキャンパーがいた。
そこからまたさらに奥に。
離合不可能な道を上っていくと「歌野清流庵」が。
以前はお蕎麦屋さんだったらしいが、現在は閉店している。
それにしても、登録有形文化財ということで、とても趣のある建物。
いわゆる「秘境メシ」って感じでそそられる。
秘境っぽいのに、道の駅などからも遠くないので更にいい感じ。
こんなところでお店をしてみたいと、ちょっとだけ思った。(通うの大変だからしないけど(^^;))
キャンプの流れで、深坂の方に。
「深坂自然の森キャンプ場」というのがあって、えんさんが5年生で野外学習で訪れたことがあり、カヌーやロゲイニングなどをしたり、キャンプ以外にも色々楽しめるようだ。
こうした施設や設備が整っているのも魅力ではあるけれど、今回はここではなく、この近くに無料でテントの設置・キャンプができるスペースがあると聞いたので、これからのアウトドアシーズンに向けて偵察しようかと。
道すがら、はちみつ屋さんを見つけた(写真撮り忘れ(-_-;))。
何やらこだわりが詰まってそうなお店なので寄ってみた。
お店の方の話によると、ここで売られているはちみつは、日本ミツバチのものということ。
私たちが普段食べているはちみつは西洋ミツバチのもので、日本ミツバチに比べて飼育も簡単で蜜も多く採りやすいとのこと。
蜜の特徴としては、西洋ミツバチは特定の花の蜜で、日本ミツバチは巣から半径1~2㎞の様々な花木からとった蜜(百花蜜)。
味は西洋ミツバチに比べて、複数の花の蜜のブレンドなのと花粉を多く含んでいるため、濃厚で熟成されたような味わい(これも蜜の採取時期などによってもかなり変わるらしい)。
その他にも色々はちみつに関するお話を聞かせてもらったけれど…。
お店屋さんなのに、全然「買ってほしい」感がないのはなぜだろう(@_@;)?
とにかく「知ってほしい」全開でグイグイではあるけれど、商売っ気を感じないというか…。
以前に銀杏愛溢れる銀杏屋さんの時もそうだったけれど、こちらが関心を示すと、とにかく嬉しそうにいろいろたくさん話してくださる。
なんなら他のお客さんが来てもほったらかし状態で夢中で話している。
とにかく自分の愛するものの魅力を伝えたくて仕方ないという感じ。
こういう特定のものをこよなく愛する人(いわゆる偏愛さん)に話を聞くのはとても面白いし勉強にもなる。
そして、こういう偏愛さんは自分の愛する者について話してる時、とても幸せそうにしているので、こちらまで何やら気持ちがほっこりする。
こんなに夢中になれる何かに出会えるのが、本当の幸せなのかもしれないな~と思った。