最近、料理をするのがますます楽しくなってきた(*´▽`*)。
「お持ち帰り専門」でオープンしたばかりの際は、献立作りもかなり試行錯誤で、うまくいかないことも多々あり、悩むことばかりだった。
ただ美味しいものをつくるだけでなく、冷めても美味しいようなものでないといけないし、時間が経っても傷みにくいものでないといけないし、容器に詰めやすく持ち運びしやすくないといけないしと、料理の味だけではない部分を考えるのに苦労した。
その苦労が今では楽しいものになってきている。
「こんなものまでお持ち帰りできるの?」
「こんなものがお弁当に入っているの?」
とお客様に驚いてもらうことにワクワクが止まらない。
(お持ち帰り以外のとこでも)
「こんなのもつくっちゃうの?」
「いろんなことするね~」
と面白がってもらえたと。
和食中心でありながら、洋食や中華やアジア系もつくるし、パン系・スイーツ系もたまに。
そして最近の楽しみとしては創作料理系。
なかなか家庭料理系のごはん屋さんでは見かけないような、ちょっと手の込んだものをつくってみたり。
今回は「雲丹豆腐」をつくってみた。
塩水雲丹を入荷したのだけれど、なかなかそのままを提供するのも難しく。
どう料理して提供するか考えたのだが、よくあるのは「雲丹パスタ」で、3NASびでも提供したことがある。
「雲丹パスタ」悪くはないけれど、面白みに欠ける気もして思案。
雲丹の甘みやトロっとした食感を活かすようなものは何かと考えたところ、「雲丹豆腐」が思い浮かんだ。
問題はそれをどうお持ち帰りできる仕様にするかだ。
「雲丹豆腐」とつくるには、「蒸し」の調理工程がある。
それをどうするか。
耐熱なのはもちろん、見た目もよくないといけない。
かといって容器代をかけすぎるのもよくない。
そんなこんな試行錯誤して、こんな感じ。
結構いい感じにできた。
たっぷりと雲丹を使って(豆腐生地にも雲丹が練りこんである)、雲丹の風味を生かしつつ、ふわとろの食感に仕上げた。
こんなの出てくる町のごはん屋さんなんてなかなかないでしょ?( ̄ー ̄)ニヤリ
これからもお客様に楽しんでもらえるようなものをどんどんご提供していきたい(*´▽`*)。