当たり前のはずが、そうでない

ボヤッキー回。

毎週月・木曜日の閉店後、(お店から離れすぎない範囲で)茶山通りのごみ拾いをしている。
自分が商売させていただいている通りだし、この通りには3NASびをご利用くださっている方がたくさん近くにお住まい&お務めだからだ。
(ちなみに月・木曜日なのはごみの収集の前日で、拾ったごみをすぐに処分できるから)

そもそものきっかけは、3NASびをご愛顧いただいているお客様が「自分の歩く場所くらいはね(^^;)」と、お出かけからの帰り道にごみ拾いしているのを見て、「素敵!」だと感じて真似っこし始めたのだ。
そもそも、それ以前から自宅の前の通りなどにごみが落ちてたりしたら掃除したりしてたので、それをお店でもし始めて、その範囲が少し広がっただけな部分も。
とはいえ、今やそれが今や習慣化していている。

週に2回そんなことをしているうちに、通りにお住いの方々(3NASびをご利用でない方も含む)に覚えられたのか、「いつもありがとね~」とか「感心やね~」といった声をかけられることが増えてきた。

お礼を言われたり褒められたり労われたりすること自体は別にイヤではないけれど、それ以上にモヤっとすることも。

「なんでしないの(-_-メ)?」と。

それこそ自分が住んでる家の真ん前にごみが落ちてるのに…どうして拾わない?
「自分たちの住む街をきれいに」なんて、小学校で教わることじゃないの?
もちろんごみを捨てる人がいけないんだけど、見つけたなら拾えばいいだけなのに。

当たり前のことをしただけで褒められるのが不思議な気持ち。
当たり前のことを当たり前にしない人が多すぎない?

そんなんだから、町のごみ拾い活動をしただけで「社会貢献しました!」なんて「私、意識高いんです!」みたいなのが、(当たり前のことをしただけなのに)さも特別なことをしたかのようなアピールをしまくる。
それを見た人たち(特に子ども)はそこからさらに「町のごみ拾いは特別な人がすること」みたいな勘違いをする。
悪循環でしかない気がする。

自分に関わる身の回りの人・もの・ことを大切にする。
そんな当たり前のことを当たり前にできるひとが増えたらいいのに…。

それにしても、この通りの人たちはなんだか忙しいみたいで、歩きながら飲んだり食べたりたばこ吸ったり薬飲んだり…家に着いてからじゃダメなのかな?って思う(@_@;)。