恐怖感が日に日に増してる

今年も残すところあと1か月となってしまった(@_@;)。
なんだかあっという間なような…何となく焦りのようなそわそわ感を感じる今日この頃。

それとは別に、最近こころの中に張り付くような感情があって。

『食を扱う』ことに対する恐怖感だ。

こないだ(ここでも書いたが)「糸引きマフィン」騒動をみて、人の振り見て我が振り直せで、今まで以上に衛生管理に気を配っているのだけれど。

そんなさなか、果樹園のリンゴの試食で食中毒が。O157とのこと。
試食品を準備する作業行程中に何らかの原因で菌に汚染された可能性が?と。

ただ、これはとても珍しいケースらしい。

この果樹園では、試食用のリンゴを切るカッターは営業後から翌朝まで消毒液に漬けているし、刃の部分を直接手で触ることもなく、衛生管理には注意していたとのこと。
これまで食中毒は起きていないし、この日も1000人超の来客に対して食中毒が12人なので、カッターが菌の原因とは考えにくいような…。

とはいえ、現実問題(少数とはいえ)食中毒が発生しているわけで。

『食を扱う』というのは、そういうのも全部ひっくるめて責任を持つということで…その責任の重さに対して、今更ながらに少しビビったりもしている(@_@;)。

衛生管理はどこまでやっても完璧ということはなく、常に目に見えないものとの戦いを続けるようなもので。
安全なものを提供するということが、美味しいものを提供するよりもはるかに難しいテーマのように思える。
(美味しいかどうかは所詮個人の好みの問題なので、ある意味諦めがつくし。)

とはいえ、飲食店をすると決めた以上、ビビッてばかりもいられない!
食の安全のために最善を尽くすしかない。
とりあえず年末の大掃除をするとしよう。