何とかかんとか滑り込みで「下関市空き物件活用ビジネス支援事業費補助金」の参加申し込みをした。
聞いたところ、今回は申し込みの数が想定よりも多かったらしい。
なので、審査が厳しめになることが予測される。
参加申し込みに行った際、受付担当の方に提出書類の確認をされたのだが、その際にいくつかご指摘が…。
その最大のものが「事業内容がわかりにくい」ということ。
やろうとしていることのメインとしては「ランチ提供」なのだが、「飲食店」ではなく。
「ランチができる場所の提供」と「ランチの販売」。
もっと具体的にいうなら、
・持ち込み自由で、ドリンクバーがある、有料で時間制のフリースペース
・おかずセットの販売と、セルフサービスの御飯と汁物の提供
「飲食店」にしない大きな理由は、適当な物件がないということ。
今の店舗より席数の多い飲食店許可が取れる物件が、希望エリアにあればいいのだけれど、なくて。
あったとしても、家賃などの条件面がかなりハードになることは間違いなく。
そこで「飲食店」の形態ではなく「食の提供」ができる方法として考えたのが、「弁当の販売」。
「弁当の販売」自体は3NASびがオープン当初からやっていることなのだが、新しいアイデアとして、「買ったお弁当をその場で食べられる場所の提供を合わせてみては?」と。
そこから、「どうせなら『3NASびのランチ』以外の人も一緒に食べられるようにしたらいいのでは?新しいコミュニケーションの場になるのでは?」と。
かといって、昨今のフードコートみたいに、誰でも彼でも利用できるようなものにしてしまうと、返って居心地の悪い空間にもなりかねないので、「何でもありの場所」ではなく「コミュニケーションの場」となるように、サービスを設計して(混ぜるな危険)。
「場所代」をいただくためにサービスをつくり込み、「居心地」と「ステータス」のために空間をつくり込むことを計画。
我ながら「今までになかったもの」ができそうな予感。
…だが…。
この事業計画を「コワーキングスペース」としてしまったことがよくなかったようで。
今の3NASびはもちろん、新規事業計画の内容も、まるっきり「飲食店」なのに「コワーキングスペース」というのが、どうにもしっくりこないらしく。
補助金の参加申し込みの受付の人からも「審査会で突っ込まれると思いますよ(;^_^A」と。
審査会は5分のプレゼンと15分の質疑応答ということなので、短い時間で事業内容がしっかりと伝わるように、「内装のイメージやサービス内容などをわかりやすくフリップなどにまとめてみては?」とのことだった。
あと、「コワーキングスペース」というのもわかりにくいので、もっと事業内容がストレートに伝わるようなものを考えた方がよさそう。
とりあえずは参加申し込みが受理されたので、第一段階はクリア。
次は審査会に向けてプレゼン用のフリップの作成が課題だ。