この景色が決め手だったな

ここ数年、お盆はキャンプに行っていたので、関門海峡花火を見ることはなかった。
ただ、やはり真夏真っただ中のキャンプは、年々暑さが増す中では厳しく感じていた。
山キャンは日が沈んだら結構涼しいのだが、日中(特に設営の時間)日当たりがいいと気温の高さと日差しの強さがかなりキツイ(@_@;)。

ということで、今年は久しぶりに関門海峡花火を見ることに。
家で。
(人ごみ嫌い(-_-;))

しかも、今年は今の家に住み始めて初!エアコンの効いた部屋での花火鑑賞とすることに。

というのも、今の家に住み始めたのは、えんさんは1歳でまるさんがまだお腹の中にいる時。
そして、えんさんが産まれるよりも前から我が家の家族としていたのが、愛犬「あくび」。

今の家の前、えんさんが産まれるより前に、私と父っちゃさんとあくびで2DKのアパートに住んでいたのだが、そこへえんさんが誕生。
広くない部屋で共に過ごしたところ、新生児にとっては接触が過剰だったようで、えんさんが重い犬アレルギーになってしまって…アレルギー性の鼻炎やら肌荒れやら…。
えんさんとあくびが直接接することがないようにしたり、部屋ごとに空気清浄機を置き、掃除マメにしても大した効果もなく…お医者さんから生活空間を分けることを勧められた。

が、いくら愛する我が子のためとはいえ、一度「命を預かる」と決めて迎え入れた家族のあくびを里子に出すようなことはできず。
私と父っちゃさんは「家を買う」ことを決意。
部屋数を増やし、居住空間を完全に分ければ、一緒に暮らせると思ったからだ。
もちろん各部屋に空気清浄機を置き、部屋の行き来をするときはいるいを交換もしくはコロコロをするなど、部屋を分ける以外の対策もしつつで。

そんなこんなで、一旦あくびを私の実家に預けて、家探し。
様々な条件やタイミングで今の物件に辿り着いた。

とはいっても、今住んでいるところは当時まだ某不動産屋さんが宅地計画中(地主との売買契約直前)で、販売前の状態。
約30区画から選び放題、しかも第一号ということで、(モデルルームとして)建売価格で注文住宅が建てられるという、まさにラッキーな好条件。
だけれども、限られた(少ない)予算で、広さも方角も高さも価格もバラバラの中からどの区画を選ぶか?どんな家を建てるのか?
結構悩んだ。

そして、今の家が建っている区画を選んだ決め手となったのが「景観」。
関門橋&関門海峡が一望できる。
そのうえ、一番コンパクトな区画だったので、価格も抑えられるた。
関門海峡が一望できる=当然花火大会も。

間取りは私がつくったのだが、一番関門海峡が見える北東に寝室を配置し、その横にベランダを(ちなみに子ども部屋は全面南向き)。
前までは、寝室であくびが過ごしていてえんさんはは入れないため、花火はベランダから見ていたのだが、花火鑑賞には若干障害物が…。

去年、愛犬あくびが亡くなったため、今年はえんさんも寝室に入ることができるようになった。
なので、今年は寝室から花火鑑賞をすることに。

眺めがいいことはもちろん、エアコンが効いていて快適~(*´▽`*)な中で過ごせた。

今の家に住み始めた当初から、私は子ども達と一緒に子ども部屋で寝起きしている(父っちゃさんとあくびが寝室)ので、ほとんど寝室の窓から景色を眺めることはなかったけれど、この度の花火で、改めて「あぁ、この景色で選んだんだったよな~」としみじみ感じた。