馬関まつりに行った。
去年よりも賑わいが増しているように感じた。
我が家では昨年同様、祭り会場を一通り回りながら、気になる食べものなどを購入し、エアコンの効いたお店でゆっくりと食そうということにしていた。
(食べたいものがなかった場合はお店で適当にあり合わせたもので済まそうかと)
出発前、えんさんまるさんそれぞれに500円ずつ渡し、自由に使わせることに(使わなかった分は返金)。
そして出発!
・・・と、2分後、メイン通りまで程遠い場所でかき氷を購入するまるさん。320円。
私と父っちゃさんは知り合いが出店していたのでビールを購入し、それを片手にメイン通りへ。
メイン通りは出店も多く、かなりの人でにぎわっていた。
とにかく暑い(^^;)。
…と、そこでまるさんが「ハローディに寄ってください。のどが渇いたのでお茶を買います」と。
出店を見て回る前に、残金180円となってしまっては、スーパーやコンビニでしか飲みものは買えない。
それを少し不憫に思ったのか、父っちゃさんがえんさんまるさんそれぞれに500円を追加で投下。
するとまるさん、すぐに吸い込まれるようにポケモンくじ(ハズレなし)のお店に吸い込まれていき、500円は実質ハズレのクズカードに変わった(@_@;)。
日頃からお金の使い方に計画性のないまるさん。
「欲しい!」と思ったらどうにも我慢できないらしく。
しかも典型的「宵越しの金は持たない」といったタイプなうえ、お金を手にすると気が大きくなり、片っ端から欲しいものを購入するという…(-_-;)。
ただ救いなのが、使いたい分しっかりと稼ごうとする。
いらなくなったカードや本などをメルカリで売ったり、お店でのお手伝いの報酬交渉をしてきたり。
今は稼ぐ→使う→稼ぐ→使う(時々借金)のループなので、そこに「増やす」が加わってくれたらと思う。
対するえんさん。
いろいろ見て回る中、何となく興味がわくものもありながらも、ずっと何も買わず。
私と父っちゃさんがお金を払うお店に持ち帰る用(夕食分)の食べ物のリクエストをするだけ。
「せっかくなんだから少しは何か使いなさいよ?」と促して、やっとこ選んだのが、とある食品メーカーによる「棒ジュース詰め放題100円」。
通常であれば10本入りで200円くらいで販売されているものの、製造ラインの検品ではじかれたものだろう。
多少の容器の曲がりや内容量の過不足がある程度で中身は変わらないだろうから、10本も取れればお得なところを…。
約50本GET(≧▽≦)。
まつり後、それを家に持ち帰り冷凍庫へ。
「1本ください」というまるさんに、1本10円で売ることを勧めたところ、「それだと10本売ったら、僕は全然お金払ってないことになるのでは…?」と不安がっていたので、「安く仕入れて高く売って利益を出すのが商売の基本で、何ら悪いことではない」と教えた。
っていうか、そもそもえんさん自分のお金じゃないし(笑)、まるさんにしてみても1本10円ならお得だし。誰も損していないどころか各々がハッピー☆
えんさんは普段から与えられた仕事はこつこつこなすものの、それ以上に稼ごうとはせず。
手に入ったお金はほとんど使おうとせず貯めるばかり。
欲しいものはあわよくば買ってもらおうと、うっすらと欲しいアピールを醸し出す。
そのくせお金の管理はイマイチで、無断で拝借されても全く気付かず(@_@;)。
もう少しきちんと「使う」ことを覚えて欲しいものだ。
そんなこんなで、各々のお金の使い方が顕著に表れたまつりとなった。
それぞれの個性を活かしつつ、しっかりとお金について学んで、将来お金に困ることがないようにしてもらいたいと思う。
余談
学校教育でもお金の学習が導入されたらしいが、それは「投資」に関することらしく…。
「お金」について国が教えるのであればまず、「税金」についてであるべきだろうと私なんかは思うのだけれど…。
ちゃんと知られちゃったら困ることでもあるんでしょうかね(苦笑)。