どこを狙ってるのかわからない

茶山通りの入口の所に、「いつでもスイーツ」という、「全国のお取り寄せスイーツを24時間いつでも購入できる」冷凍スイーツ専門の無人販売所がオープンしてから、1週間が経った。
気にはなっているものの、今のところ利用してはない。
高額スイーツや映え系のものに興味がないから(^^;)。

利用してはないものの、3NASびに来られるお客様から、いろんな情報をいただく(実際に利用された方からも)のだが、いくつか気になる点が…。

まずは立地。

茶山通り周辺に住む人は高齢者の割合が多いのだが、高齢の方が映え系のスイーツを求めるだろうか?
大丸とかで開催される「大北海道展」とかだったら買うかもしれないけれど、無人販売所で…。
周辺にオフィスも多いけれど、仕事中や就業後にわざわざ冷凍スイーツ買いに来るか?
駐車場もないし、路上駐車もしにくい場所だから、車の人も利用しにくそうだし。
飲み屋街の一角でもあるので、酔っ払いが支払わずに持ち帰ったりしないだろうか?
飲み屋のおねえさんへの差し入れにはよさそうだけど。

次に支払い方法。

無人なので、基本的に支払いは自分でしなくてはいけないのだが、方法は現金かペイペイとのこと。
タブレットで購入する商品を選び、計算。
合計金額をペイペイ払いするか、現金を箱に入れるか。
無人レジではないので、お釣りが出ない。
千円札を百円玉に両替はできるけれど。
お釣りが出ないので、ぴったりの金額を箱に入れなくてはならないのだけれど、商品の値段が100円刻みではないので、かなり厳しいかも(-_-;)。
購入商品の入力も、バーコード読み込みではなく、タッチで商品を選択する方法でめんどくさいし、画面もそこまで大きくないので、特に高齢者には…(-_-;)。

そもそもお店自体の外観が…派手派手で韓国系な感じ(若い子にはウケるのかな?)で、目にはつくものの「入ろう」という気にならない。

一体どのあたりをターゲットにしての出店なのだろうか?

商品と支払い方法は高齢者向けではないだろう。
かといって若い人がわざわざ離れたところからくるには微妙にめんどくさい場所だし。
売ってるものも普段使いできるようなものでもないから、そんなに高い頻度でのリピもなさそうだし。
支払い方法的に、少なめに払ったり、何なら払わない人もいそうだし。酔っぱらってたらなおさら…。

確かあそこのテナントって家賃月10万円くらいだったような?
冷凍スイーツだから電気代とかも考えると、維持費だけでもそこそこかかりそうなんだけど、ちゃんと回収できる見込みはあるのだろうか?

なんだか「無人」とか「自販機」とかが増えてるけど…一見、余計な人件費がかからなくてよさそうに見えるけれど、逆にいろんな設備が必要だったり、リスクが高くなったりして難しそうなんだけど(-_-;)。

そもそも私は、スイーツだの餃子だの、わざわざ高いお金支払って冷凍のものを買おうと思わない。
餃子は手づくりか八洋食品で十分だし、スイーツはシャトレーゼで満足。

とりあえずは「いつでもスイーツ」がどのくらい続くか要注目だ。