「ほっこり酒場」の裏側で、実はかなり無理なブッコミがあった。
通常営業終了目前、ほっこり忘年会に思いをはせてるさ中、それはやってきた。
「急なんだけど、今週末、オードブルをお願いできないかな?」と。
今まで1・2回ご利用のあるお客様。
本来ならば、3日前までのご予約でなければ対応できないのだけれど、「ほっこり酒場」のおばんざいがあるので、それのとりわけ+αでできなくもない。
で、ご予算を聞いたところ「3,000くらいで」と。
うぅ~ん…(-_-;)
できなくもないけれど、大したものはできないし、スーパーなどにある大半が揚げ物みたいなのでいいならスーパーで買った方がいいし。
ということを伝えると、「5,000円だったらそれなりのができる?」と聞かれたので、何人で食べる予定なのかを聞いたところ、「子供が6人と、大人が8人と…」
エッ…⁉Σ( ̄ロ ̄lll)
よくよく話を聞いてみると、お寿司などのメインのものは用意してあるので、サブ的なオードブルが欲しいという。
揚げ物メインではなく、副菜の盛り合わせ的な。
5,000円ならまぁ、できなくもないので…ということでお受けした。
ぶっちゃけ、ディナー営業がなければお断りするところだったが。
来年からは基本的に安価な依頼はお断わりしようと思う。
というのも、今まで3年近く営業をしてきた中で、安価な依頼をしてくる人って、3NASび未利用な人かそれに近い人ばかり。
3NASびの商品やサービスの内容をわかってくれてないから低価格を提示してくるのだと思う。
3NASびの商品やサービスは一見には派手さはないけれど、その実、食材にはこだわっているし、かなりの手間暇がかかっている。
提供するものに対して価格が抑えてあるのは、偏に私と父っちゃさんの「より多くの人にお魚を食べてもらいたい」という気持ちで、手間暇への対価が価格に乗ってないからであって。
これからはその辺りをご理解いただけない方の安価要求はお断りしようと。
すべてのオーダーにこたえようとすることで疲弊して、商品やサービスのクオリティを下げてしまう事がないよう、3NASびとしての信念や商品やサービスにかける手間暇にはちゃんとお金をいただく価値があると信じてやっていこうと思う。
ちなみに、この度ご用意したオードブル↓
