逆に価値あるレア体験(後篇)

(続き)

会場は下関駅近くの某居酒屋(というか料理屋?)。
お店の近くまで超安全運転で行き、車を(ほとんどの代行が休みの中、唯一(?)の)代行に預け、いざ!

会場内にはすでに参加者のほとんどが集まっており、あちこちで各々談笑していた。
人見知り場所見知りの私にとっては超苦手な状況ではあったが、そこはそうも言ってられず…。

というのも、メインゲストの西野亮廣さん、常日頃から「私、人見知りだからぁ~」な人や、ZOOM会議などでノーリアクションな人がNGと公言していて。
それに加え、今回のイベントでもいろいろNG項目があって。

みんながそれぞれに気を遣い合ってて、程よい緊張感の中でゲストを待っているなので、まずは何とか場に入ろうと、とりあえず緊張をほぐすために一杯(*´▽`*)酒があればまずは呑む。

西野さんの登場を待ちつつ、参加者同士で挨拶や自己紹介や雑談をしているところに、「どもども~(*’▽’)」とさらっと西野さんが登場。
会場内の熱気がほんのりアップ。
ドカン!と大盛り上がりにならないのは、イベントルールのため。

・全体での乾杯はしない
・(西野さんに)料理の取り分けをしない
・(西野さんに)お酌をしたり飲みものを勧めたりしない
・西野さんを独り占めしようとグイグイいかない
・2ショットやサインはNG

何を飲んで食べ、誰と話するかなど全て西野さんのタイミングで、流れのままに。
西野さん自身が全体をコントロールしてくれるのでそれに任せて。

ということで、参加者全員がそのようにしていると、その中を西野さんがハイボール片手に渡り鳥のように回っていき、場を盛り上げてくれた。
そんなこんなしていると、とあるテーブルがプチ講演会(グループミーティング?)状態になり、参加者の半数がそこに集まり、西野さんの話を傾聴。

私はといえば、その中には入れず、他の参加者といろいろお話したり。
年代性別職業すべてがバラバラな人が集まってた(若干経営者が多め)ので、むしろそれはそれで意義ある時間だった。

更にそんなこんなしていると、そういう流れかはわからないが歌声が聞こえだし、いつのまにやら会場内は宴会状態。
かなり盛り上がって、西野さんもテンションが上がったらしく、サイン&握手会が開催。
私は「無理だろうな~」と思って、サインを書いてもらえるようなものを持参してなかったので、急遽そこに販売されていたトートバッグを購入して、それにサインをしてもらった。

そこからまたしばらく楽しく過ごしていると突如、主催者から「お店を貸してもらえませんか?」と。
どうやら西野さん側のサポートスタッフの方から「この後行けるスナックを手配して!」と言われたのだが、台風の影響でどこも臨時休業で悩んでたところで、「そうだ!3NASびを貸してもらおう!」と思いついたようで。
特に断る理由もないし(というか、むしろ大歓迎)、急遽『スナック3NASび』をすることに。

とりあえずコンビニに駆け込みお酒とおつまみを手配。
雨風の中、傘もささずに移動。
(平日なことや台風のことなどもあり)二次会参加者は西野さん&主催者&私含め数人。

その後はとにかく飲んで話して飲んで話して飲んで…で、とても楽しい時間を過ごせた。
そのうえで…。

まさかまさかの直筆Σ(・ω・ノ)ノ!!
お店に来てもらえただけでもある意味奇跡なのに。

台風もそうだが、それ以外にもいろんなことがパズルのように組み合わさっての今回のレア体験。
人生ってわからないもんだよな~(*´▽`*)。