【飲食店】串カツ田中創業祭

昨日は無駄なお金を使ってしまったような後悔と、とはいえ様々な気づきがあったことを有益だったと思いたい気持ちとが混ざる出来事が。

串カツ田中下関駅東口店に行った。
前は気に入って何度か行ったのだが、コロナ禍があったり、来店しても予約なしでは入れなかったりで、かなり久しぶりとなった。

LINEのお友達登録をしているので、定期的にあれこれお知らせが届くのだが、この度13周年創業祭で「串カツ110円(240円以下の串カツで店内利用のみ)」のお知らせが来たので、久しぶりに行ってみることにした。
ちゃんと事前にネット予約した。

予約していた時間になって店を訪れると、店内にはカウンターとテーブルにそれぞれお客さんが1組ずついて、カウンター内には店員さんが2・3人。
「いらっしゃいませ」の声はない。
カウンター内の一番近くにいた店員さんに「予約してたんですが…」と声をかけたところ、「係のスタッフが今いないから、ちょっと待っててください」と言われた(っていうか、係じゃなくても「いらっしゃいませ」くらい言えるだろう(-_-メ))。

少し待っていると、スタッフの人がお手洗いからトイレットペーパーの芯を持って出てきた。
「いらっしゃいませ」と、トイレットペーパーの芯を奥に捨てて、すぐに席に案内してくれた。
そして席に着くと、おしぼりと取り皿と割り箸を持ってきてくれたのだが…ここでモヤッと…(-_-;)
「すみません…お手洗いのお掃除をされてたのかと思うんですが、出てきてから手を洗われました?」と尋ねた。
すると「トイレとは別に、中に手を洗うとこがあるんですよ。だから手は洗ってます。」と…(-_-;)モヤリ。
「でもトイレットペーパーの芯持ってましたよね?それだったらそれを捨ててから今一度手を洗ってほしいと思います。」と言ってみた。
内心は「食べ物扱う人間が、まめに手洗いせんでどうすんじゃい(゚Д゚;)‼っていうか、そもそも前掛けしたままトイレに行くってありえんじゃろうが(゚Д゚;)‼」だったが、こんな言い方してしまうのはよくないとわかってるので、優し~く行ってみたのだが…ムッ(-_-メ)とされた。

そして案内された席は…


出た‼意味不明なコロナ対策(-_-メ)

あんまりに邪魔なので、透明のプレートをどかそうとしたら、「外さないでください!対面防止してないと行政の指導が入るので!」と。

いつも一緒に過ごしている相手と今更対面防止しても…そもそも横にいたって顔の向き換えたら対面になるのに…
そんなことより他の席の人間との接触が避けられるような対策した方がいいと思うけど、そこは全然オープンだし…全く持って感染予防になってないと思うんだけど。
行政の指導って言っても、卓上のパーテーションがない店もあるような…
っていうか、大皿で取り分け合うのに邪魔で仕方ないし、運ばれてきたものの配置に迷って、どうしたものか尋ねたら「お客様の方で何とかしてください」と。
感染予防対策というよりは補助金獲得対策なのでは?
しかも何の工夫もなく不便は全部お客側に押しつけて。

この時点でかなりテンションは⤵⤵⤵

とりあえず注文した料理が出てきたので食べる。

味はそれなりに美味しい(揚げ物は揚げたてならば大体美味しい)。
子どもへのサービスがあるのは変わらず好感が持てるが、その中でも今回はガッカリポイントが。

小学生以下の子供連れには手作りたこ焼きセット(9個)の無料サービスがあるので注文&チャレンジしたのだが、生地が鉄板に焦げついて全然ひっくり返せない。

鉄板が温まる前に油が塗られており、鉄板を温めると油が溝の底に溜まるだけで側面にはなじんでないため焦げついてしまう。予想通りだ。
うまくできないことを店員さんに伝えたところ、「失敗する人が沢山いるんですよ~」と。
失敗する人が沢山いるってことは、そもそものシステムがダメってことだし、それを改善せずにヘラヘラしてるってありえない。
それでも前はうまくできなかったときに中で店員さんが焼き直してくれたので、今回もそれをお願いしたところ「できません」と断られた。
改善どころかサービスが低下している(-_-メ)
結局どうにも食べられる代物に仕上がりそうになかったので下げてもらった。(邪魔で仕方ない)

私たちがいる間に数組の予約客が訪れるほか、何組かのお客さんが入ってきたが、そのたびに「予約でいっぱいです」と断っていた。
その中には店に入って1分近く放置されて断られている人もいた。
店の外に「ただいま満席」の貼り紙をするだけでいいのに。
ガラス越しに中を覗いて席が空いてたら、座れると思って入ってしまう。
そこで断られたらいい印象にはつながらないので、お店にとっては不利益。
お客さんにとっても無駄な手間暇を取らせてしまうし、対応するスタッフの手も取られるし、扉近くの人は人の出入りで扉が開くたびに寒い思いをする。
誰にも何にもいいことないのに、それの対処をしない。たった紙1枚で済むことなのに、しない。

久々に訪れた串カツ田中はガッカリの一言に尽きる。
経営方針に問題があるのか、スタッフの意識的なものなのか…
何にしても「前より良くない」のはダメだな。商品にしてもサービスにしても、クオリティの維持・向上がないと。

結局、食べ足りず飲み足りず会計を済ませ、チップを渡し(我が家ではある程度の時間の接客を伴うサービスを受けた際には渡すようにしている)、お店を後にした。
嬉しい楽しい結果にはならなかったが、飲食業の難しさを反面教師的に学習させてもらったので、そういう意味では収穫はあったのかな、と。

より多くの人に長く親しみ愛される経営ができるように…
さぁ!やるぞ!!

ちなみにこの後、コンビニで食べもの飲み物を買って、家族でDVD見ながらのんびり過ごしました。