にしかわち。 我が家ではこの一年くらい(？)ドラマ・アニメの一気見をしているのだが、今は「不適切にもほどがある」を見ている。
昨年の「新語流行語大賞」にも選ばれるくらいヒットしたドラマなので、一応押さえておこうかと。
そこまで期待はしていなかったのだが…(クドカン＆阿部サダヲの大河大コケコンビだし)。
これがまぁ！実に面白い！
画面の向こうには、子どものころに目にした光景がてんこ盛りで、私と父っちゃさん「あ～！こんなんあったあった(≧▽≦)笑」の連続。
その横でえんさんまるさんが「ナニコレ！？ダサッ(≧▽≦)笑」「こんなんする人おらんやろ～(≧▽≦)笑」と。
世代によって面白ポイントが違うのも面白くて。
で、今はなき昭和のあれこれ。
見ていて「いい時代だったな～」なんてことを思ったりも…それが正しいかどうかなんてわからないし、今と比べてどうかなんて人それぞれだし。
けれど確実にこの時代は多くの人がガツガツしてたしギラギラしてたしノリノリで勢いがあったし、それがずっと続くように思っていた。
けれどバブルがはじけることで、急に足元が不安定になり、将来に不安を感じるようになり、生活に不満を感じるようになり、あっという間に社会から勢いがなくなってしまって…。
多くの人が守りに入り、自分より弱いものを攻撃するようになり、未来に大きな希望が見いだせなくなる人も増えて…。
あれはダメこれもダメ、言っちゃダメなことややっちゃダメなことばかりの、がんじがらめの社会になってしまった気がする。
(現実の社会で溜まった鬱憤をネットで晴らすような)
私が特に気になってるのが「働き方改革」。
確かにブラック企業みたいなところで不当な労働を強いられた挙句、過労死や自殺に追い込まれるようなのはよくないと思うけれど、規制が強くなることで、長時間でも重労働でもガッツリ働いてガッツリ稼ぎたい人がそうできないようになってしまっている。
若くて体力のあるうちにしっかり働いて稼いで、早めにリタイヤしてゆっくり過ごしたい人もいるだろうに、今の日本では決められた時間内で働いて、65歳70歳それ以上まで長～く働くようにされていってる。
「働き方なんてがむしゃらか馬車馬しかないだろう！」
ドラマの中の台詞で、まさに「24時間働けますか」の時代のものだが、今の時代においてもがむしゃらに馬車馬のように働きたい人もいるだろうに、社会がそうできないようになってしまっている。
働き方くらい個人で選ばせてほしい。
もちろん意にそぐわない長時間労働・重労働を強いられてる人が助けられるシステムは必要だとは思うが、だれもかれも一緒くたに働き方を規制するのは違うのでは？と思う。
働きたい人が働けないことで、勢いがなくなってる気もする。
とまぁ、なんだかんだ言っても私は自営なんで、働き方は自分で自由に選べるしどうとでも決められる。
私はえんさんまるさんの未来が少しでも良いものになるように、今はがむしゃらに馬車馬のように働くのみ。
そして、えんさんまるさんや子ども達の未来が「昔はよかった」にならないように頑張るのみ。