相方さんがビアガーデンのチラシを見せてきた。
一気に暑くなってきたから、冷たい生ビールが飲みたくなる。
ただ正直、昔から下関のビアガーデンは高くてショボいのだ(-_-メ)
季節の風物詩だからと、わりと毎年1回入ってたんだけど、この2・3年は行ってない。
一時期カモンワーフで開催されていたビアガーデンがあって、それがまるでサークル活動や、バイトを集めての海の家の営業的な感じで、「もっと良いものができるのではないか?」と、結構本気で主催しようと目論んでいた。
(結局「敦煌」というお店が入って、計画が頓挫した)
海の家とかスキー場のペンションみたいな、単発イベントではない短期間のシーズン営業も面白そうだなと思う。
「もし自分がビアガーデンの主催者だったら」と考えてみたところ、いくつか思うところがある。以下の通り。
①もっとまともな料理を出す。
②料金設定を見直す。
③商品の提供方法を変える。
④フードとドリンクで支払い形態を変える。
①に関しては言わずもがな。
ビアガーデンのフードは原価率の低いものばかりすぎる。
枝豆・ポテト・唐揚げ(鶏肉料理全般)・焼きそば(粉もの全般)などなど。
近年消費者も馬鹿じゃない。何がどのくらいの原価なんかわかってるのだ。提供されている料理が原価率の低いものばかりだと興醒めである。
②こちらも消費者周知の事実。
飲食店ではドリンクの原価率が低く、そこがお店の稼ぎどころ。
例えば「飲み放題・食べ放題で5000円」の価格設定と「飲み放題2000円+料理代」ではどちらがお得か。消費者は意外なほど敏感に察知するのである。店側がどんぶり勘定ではだめなのだ。
「飲み放題・食べ放題」での価格設定にしたら、飲食共にお客様に値頃感もしくはお得感のあるメニュー展開をしなくてはならない。
それに対し、飲と食で会計を変えたならば、注力すべくは食になるし、価格設定は通常のものとおおよそ変える必要がないのでわかりやすい。
食品ロスに関してもそう。
食べ放題にしてたら、常に過剰な料理を提供する必要があり(もちろん途中で品切れとする店もあるが、これをされては定額の意味がない)、ロスが増えるのに対し、支払い形態が料理一品ごとなのだったらロスは出にくい。
③これは②と重複する内容。
ビアガーデンでは基本セルフシステムなのだけど、どうせなら外食ではゆっくりと腰を落ち着かせて過ごしたいと思う。
なので基本はテーブルオーダー式がいいのでは?
とはいえ、そうなったら人件費について考えなくてはならなくなる。
そこで「回転寿司」や「球場のビールの売り子」システムはどうだろう?
テーブルでオーダーした商品がテーブルに届くのではなく、キッチンでできあがった商品がテーブルに回ってくるのだ。
そうすればテーブルとキッチン、注文取りと提供を右往左往することがなくなると思う。
④最後に支払い方法については、基本全額前払い。
ドリンクの飲み放題分はもちろんとして、フードの分も。
ではどうする?
フード分は前払いのチケット制。
例えば、基本は飲み放題2000円/フードチケット2000円(100円×20枚)で購入してもらい、フードチケットは1000円単位で購入可能。
フードは行商スタッフから商品とチケット引き換えでGET。って感じ。
チケット制なら引き換えの手間や時間が省けるし、前払いなのでもらい損ねがないし、会計が楽。チケット余れば次回につながるかもしれない。
と、こんな感じで、妄想ビジネスプランをしてみる。
どこかで思いがけない発想が生まれるかも!?
さぁ!やるぞ!!