今週は「学校給食週間」。
これは、「学校給食の意義や役割について児童生徒や教職員、保護者、地域住民の理解と関心を深めるための週間」ということらしい。
うちの子たちが通う小学校でも、工夫を凝らしたメニューが。
っていうか、給食には日々感謝と感心でいっぱいだ(*´▽`*)。
少ない金額で栄養バランスが整った美味しいごはんをお腹いっぱい食べさせてもらえる。
いろんな地域や季節の食文化や食材を取り入れたり、子ども達が飽きずに楽しく食べられるようなメニュー構成であったり。
しかもそれが学校がある日はほぼ毎日(2学期は終業式の日まで)提供されるので、本当にありがたい(お弁当をつくる必要が最小限で済む)。
近頃我が家で少しブームなのが、市原隼人さんが主演の「おいしい給食」というドラマ&映画。
最初は何となく映画をDVDレンタルして観て「おもしろいなぁ~」程度だったが、最近ドラマが再放送されてるのを(まるさんの希望で)録画して観てたのだが…。
これが実に面白い(≧▽≦)!
主演の市原隼人さんの振り切ったコミカルな演技はもちろん、ストーリーも。
あとはドラマの設定が1980年代ということで、(当時小学生だった私にとって)出てくるメニューが懐かしさいっぱいなところも見どころで。
近年人気の飯テロドラマ同様「食」を中心として物語が展開するのだが、このドラマの面白いところは、「給食」という極めてニッチな題材を扱っているということ。
給食を、教師と生徒(ともに給食マニア)で「どちらがおいしく食べるか」の戦いとともに、彼らを取り巻く様々な人生模様が描かれている。
このドラマでは「給食」を、「選択の余地なき食」であり、「学校における一日のメインイベントである強制『会食』」と位置付けている。
年齢(学年)・性別・体型・趣味趣向・貧富の差などなどが異なる子ども達が、毎日のように皆等しく同じものを一緒に食べる。
「給食」というある種の制約の中で、いかに美味しく、そしていかに楽しく食べるかということが大事になってくるわけで。
そんな給食だけれど、もちろんいいことばかりだけでなく、問題もたくさんあったりするわけで…(-_-;)
給食費の不払いや給食の請負業者の破綻(請負業者選定の不透明さも)、アレルギー対応、(ヴィーガン食など)食の多様性への対応などなど。
うちの子達が通う小学校では様々な食材に豊富なメニューの給食が提供されているが、すべての給食がそうではなく、自治体によっては給食の予算が少なすぎて選べる食材が限られていたり、献立を考える管理栄養士の手腕によって献立のバラエティに差があったり。
下関でも給食が変わろうとしていて…。
新しい給食センターができて、2024年度から市内の小中22校・1日約7000食がそこで提供されるとのこと。
この給食センターは、施設の建設から維持管理・運営までを民間が行う山口県内で初めての給食施設ということだが。
何やらいろんな噂を見聞きするので、これからの我が子が食べる給食がどうなっていくのか、少し不安もあったり(今の給食がとても良いので)。
とにもかくにも、子ども達が給食を楽しく美味しく食べられればいいな~(*´▽`*)と思う。
ちなみに、小食で偏食だった幼いころの頃の私にとって給食は、食べきれずに居残りさせられたイヤな思い出だ(-_-;)。