センスがないのかもしれない

珍しく父っちゃさんの方から、献立に関する提案があった。
(「秋の味覚弁当」の時は、こちらから単品メニューをお願いしての展開だった)

何でもかんでも値上がりの昨今、仕入れにかなり苦戦していることもあって、日々の献立づくりも少し大変になってきている感がある。
前のような献立では原価が上がり過ぎてしまうので、少しずつ割と安価な食材も織り交ぜるようにして調整しているのだけれど、そうすることで一品あたりの量は少なく&品数増→手間暇増&メニュー構成に苦戦しているという展開。

それを見かねたのか、父っちゃさんからの提案が
「お肉とのダブルメインにこだわらず、魚の仕入れがうまく行った時は、魚のみのメインでその分がっつりにしてみたら?」
「『魚が美味しい』って謳ってるんだから、もっと魚がっつりの日があってもいいかもよ?」
「副菜も『いろんなものを少しずつ』も悪くないけど、ひとつひとつの量をしっかり増やした方が食べ応えがあるかもよ?」
「品数減らして、手間暇がかからなくなった分、単品を工夫してみたら?
減った分の肉や副菜は単品で補ったり。」
というもの。

その上で、「ずっとそうするんじゃなくて、『たまにはこんな日もあります』みたいにしてみたらどうかな?」と。

確かに言われることも一理あると思ったのと、ちょうどかなりお値打ちで仕入れられた魚があったので、物は試しに『魚ドドンと、副菜もドドンと』やってみた。

その結果。
完売&評判上々。

完売に関してはたまたまかもしれないけれど、評判がよかったということは、父っちゃさんのアイデアがよかった(提案内容が間違ってなかった)ということ。
秋の味覚弁当の時もそうだけれど、意外にも(?)父っちゃさんの読みが当たっているので、「もしかしてセンスあるのかも?」と思った。
っていうか、私よりも父っちゃさんの方が一般的な感覚を持ち合わせてるということなのか?

インスタでアンケートをとったところ、「メインは肉か魚、どちらかでOK」の回答が半数近く、「単品を充実させて(今のままでOK)」を上回った。

(ちなみに「値段を下げて」も少数あったけど、今んとここれは無視だな(-_-;))

ってことで、来週からはたまにメインが魚のみ&副菜の種類少なめ(増量)のメニューもやってみるとしよう。
お魚の仕入部隊が頑張ってくれているおかげで、お魚を多く入れた方が原価が下がる場合も少なくないからなぁ~。
とはいえ、お魚は下処理に手間暇(目に見えにくい費用)がかかるんだけどね…(^^;)