前を向いて走るしかない

昨日は、子どもたちの小学校の持久走記録会だった。
平日なので、(運動会などに比べ)応援に来る保護者の数は多くはないけれど、私は毎年応援に行っていたのだけれど。
今年はお店があるのでどうしようか結構直前まで悩んでいた。

ぶっちゃけお店を休んでまで行く必要もないかとも思ったけれど、やっぱり毎年応援していたし、子どもたちの頑張る姿を見逃したくない気持ちもあって、でもお店も休みたくなくて…(^^;)。

結局、少し遅れて開店させることにした。
前日に可能な限りの仕込みをして置き、どうしても当日が好ましいものは、まるさんとえんさんの出番の間に(1時間半ほど時間が空くので)一度お店に出て仕上げをすることに。
アルバイトさんにも出勤してもらい、開店前の準備(盛付や詰込みの指示出し)と開店に関する流れを説明し、準備ができ次第連絡を入れてもらってから開店してもらうことに。
アルバイトさんが近頃めっきり頼れる存在になってるので。

初めて自分不在での開店業務を託すことに挑戦して、いざ応援へ。

この日、なぜか前日とは打って変わってものすごい冷え込み&強風。
朝よりも昼が近づくにつれ寒くなっていった(@_@;)。
走る子供たちにも応援する保護者にも「これはもはや罰ゲームだ(-_-;)」というレベルの寒さで、応援に来ることを選んだことを少し後悔・・・。

とはいえ、いざ自分の子どもが走る姿、そしてともに走る級友の子どもたちの頑張る姿を見ると胸が熱くなった。

耳や鼻を赤くして、強い向かい風に立ち向かっていく。
寒くても、疲れても、足が重くなっても、走るのが苦手でも、前の人との差が開いていってくじけそうになっても。
皆ただひたすら前を見て走っている。ゴールを目指して。

私は走るのが苦手で(長距離も短距離も)、子どものころは運動会も持久走大会も、屈辱の行事でしかなかったし、「何のためにこんなことさせるのか?走るのが早いからって何になるのか?走るのが苦手な者に走らせて何になるのか?」って思っていた。
けれど、子どもたちが走る姿を見て、「きつくても、苦しくても、思うようにいかないことばかりでも、とにかく頑張らないといけないことってあるな」と感じた。

もしかしたら持久走大会って、そういう大切なことを感じさせるための行事なのかもしれない。

そしてお店の方は、アルバイトさんがめちゃ頑張ってくれて、ほぼ定時に開店できていた。
不安はあったけれど、人に任せてみるのもいい経験だし必要なことだなと感じた。
それにしてもほんとに頼れるなぁ~。いい人と仲間になれてよかった(*´▽`*)