【商品開発】冷やし中華の食べ比べをしてみた

連休(間に出勤日もあったけど)を満喫しすぎて、疲れたので、昨日の夕食はできあいのもので済ますことに。
そこで、せっかくなので「冷やし中華の食べ比べをしてみよう」と、コンビニ&スーパーでそれぞれの冷やし中華を購入。

麺・具材・つゆ、それぞれに違いがあって面白かった。
同じ企業のものでも、通常サイズとミニサイズで具材が違うものもあって感心した。
それを選ぶ人やシチュエーションを考えての設計なんだろうなと思う。
コスパ的にはやはりコンビニよりスーパーの方が上手だな。

こうして比べてみるとそれぞれに企業努力を感じる。

最近ではネット上で「コンビニのサンドウィッチの具が詐欺レベル」とか「弁当の上げ底が」とか「おにぎりに空洞が」などといった、商品の闇を暴くみたいなネタが多く見られる。

食品メーカーで開発に携わったことのある私からしたら、企業努力にしか見えない。

実際に目にすることのない「銭(せん)」単位での原価と売価の戦いなのだ。

そもそも日本人はサービスへの価値を低くとらえすぎている気がする。
飲食店でのお冷の無料提供は当たり前、サービス提供者へのチップの習慣もない。国民性なのか何なのか、日本人は低価格で高サービス・高品質が当たり前になってしまって、世界から見れば「安上がりな国」なのに、国内ではさらなる低価格・高品質を求める人が多い。

更に商品に関しては、原材料費は高騰してるのに、消費者の収入が上がらないから販売価格を上げることができないというドツボな状態…あらゆる企業があの手この手でやりくりしていることもつゆ知らず、消費者はあの手この手で粗探し。