何を基準にすればいいのか…

土日は通常の仕入れ以外にも、美味しい食材や面白い食材などを求めて、あちこち出掛けることが多い。

この度は北九州の小倉南区の方に行ってみた。

まずは『大地の恵み』というJAの直売所のようなところへ。
下関でいえば『いただきま~と』のようなところ。

色とりどりの新鮮なお野菜がたくさん並んでいてときめき(*´▽`*)☆
すごくお買い得といった感じはないけれど、きれいなお野菜が多い。
直売所の場合、生産者の方によってはあまり状態がよくないことも多々あるが、見た感じそういったのは見当たらなかった。
よく見かけるものから珍しいものまで、とにかく豊富な品揃えだったので、中から「これは!」と思えるものをいくつか購入した。

食材だけでなく、調理法や商品なども普段からリサーチするように。
特に遠出した時などは必ずその地域のスーパーは覗くようにしている。

スーパーなどに並んでいる弁当や総菜を見ると、どんなものが一般的に人気なのかとかがわかるし、地域によって並んでいるものが違ったりするので、そこからいろいろアイデアが浮かぶことがあるからだ。

今回行ったスーパーはビックリした(@_@;)
とにかく弁当や総菜が激安だった。
(生鮮や加工品はそれなりにという感じだけれど)

…安すぎて逆に買えない…(-_-;)
何をどうしたらこんなに安くできるのか、疑問しかない。
疑問を通り越して不安になる。

一体どんな食材をどんな調理の仕方をしているのだろうか…?
もちろん企業努力の上に成り立っているのは承知の上で、それでもこの価格は…不安で「食べたい」という気持ちになれなかった(-_-;)

自身が飲食店を始めてからのことや、以前に加工食品の工場で開発業務にあたっていた経験などから考えると、輸入の食材や添加物を多用しないと、この価格設定は不可能なように感じる。

もちろん、輸入品や添加物のすべてがよくないというわけではないけれど。
輸入品や添加物もピンキリで…。
(加工食品工場で働いていた時は、ある一定の味や品質を保持したうえで「可能な限り原価を下げる」ために、原材料の選定には苦労したものだ)

身体にとってより良いもの、安心安全なものを選ぼうとするならば、やはりそれなりの費用はかかるもので。
あまり費用をかけずに空腹を満たすこともできなくはないけれど、果たしてそれが心身にとって本当にいいのかどうか。
自分のカラダをつくるもの、ココロを満たすものを、価格で選ばなくてはならないということになるのは何となく悲しいことだと思った(*_*;