7/30は待ちに待った土用の丑の日。
・・・というのも、私にとっての土用の丑のうなぎは「年間の楽しみな食」のひとつだからだ。
そもそもうなぎが好きなこともあるのだけど、あえていつでも食べられるものをこの日のために我慢して、満を持して味わうという感覚がまた格別なのだ( ̄ー ̄)ニヤリ。
今年は白焼きと蒲焼きのダブルで堪能させていただいた(≧▽≦)。
蒲焼きで炊き立て飯盒白ごはん、白焼きに柚子胡椒で日本酒。サイコー(*´▽`*)!
とはいえ、こんな感じのイベント食(行事食)については常日頃疑問を感じる。
「過剰につくり過ぎじゃない(@_@;)?」と。
この度も土用の丑の日当日、スーパーに行ったところ、おびただしい量のうなぎが売られていた。
ずいぶん前(1~2ヶ月前)から予約注文を受け付けてるのに、当日にこんなに予約以外の分を用意する必要ある?って思った。
年末年始やGWやお盆などのオードブルにしても、節分の恵方巻にしても、バレンタインのチョコレートにしても、春分の日の牡丹餅・こどもの日(端午の節句)のちまき・秋分の日のおはぎにしても、クリスマスケーキや年越しそばも。
たっぷり期間を設けて予約を取ってるのに、当日分までそんなに用意する必要なくない?
余ったらもったいないじゃん!(当日以外ほぼ価値がないし)
もはや「予約し忘れは自己責任」にしないと、無駄が多すぎるように思う。
で、スーパーではまず鮮魚ゾーンの対面販売コーナーに蒲焼きが。
店員さんが「ここで捌いて焼いた、店内調理の国産天然もので~す!」とお客様への声がけをしていた。
そして「今日はうなぎの日で~す!いかがですかぁ~?」と。
(土用の丑の日=うなぎの日ではない)
そこからすぐそこのチルドにも山ほどうなぎが。
国産の蒲焼き・白焼き(まる)がサイズ別→中国産蒲焼き(まる)がサイズ別→うなぎの蒲焼きアレンジ品各種→穴子の蒲焼き・さんまの蒲焼き→(隣りの精肉コーナーのチルド)豚肉の蒲焼き。と…。
(土用の丑の日=蒲焼きの日ではない)
そこからしばらく行くと総菜コーナーにも…。
うな重にうなぎの握りなど。うなぎの蒲焼きのアレンジ商品が所狭しと・・・。
…マジでそんなに要る(-_-メ)?。
っていうか、ちゃんと売れる?
SDGsでいろいろ(特に日本は的外れなこと)やってるけど、まずはこのあたりから真面目に取り組んで、食品ロスを減らすべきだと思うんだけど…。
日本や日本人のサービスに対する姿勢は素晴らしいとは思うけれど、あらゆるものを網羅しようとし過ぎて無駄が多すぎると思う。
予約販売できるものはそれに徹するべきだし、それ以外もロスが最小限でとどめられる範囲にするべきだし。
年がら年中ありとあらゆるもの(本来生産できる時期のものじゃないもの)がある必要はないし、新発売も期間限定・数量限定もそんなチョイチョイなくていい。
(特産品枠で「地域限定」はあってもいいかも?)
日本人は利便性を求め過ぎだし、珍しいものを求め過ぎだし、新しいものを求め過ぎ。
しかも自分でつくるのではなく、他者(企業など)に求め過ぎ。
今年の土用の丑の日は日曜日だったので、3NASびでは特に何もしなかったけれど(基本行事系無視だしね(^^;))、知り合いの飲食店ではうなぎは予約販売にしておいて、当日受け取りに来たお客様向けに「うなぎにもう一品!」や「付け合わせにはコレ!」みたいな商品展開をしていて、3NASびはこちらの方向でいくべきだと思った。
なんなら「うなぎ嫌いな人にはこれ!」くらいで行けたら…( ̄ー ̄)ニヤリ。