下関市青年会議所主催のイベントに参加した。
「お金について学ぼう」と、小学5・6年生を対象にした、サンキュー倉田さんという方が講師のイベント。
このサンキュー倉田さん、日大卒→東京国税局入局・勤務・退職→NSC入学・吉本興業所属芸人→東京大学在学中という異例の経歴の持ち主で、現在は芸人のお仕事のほかに、こうしたお金に関する執筆や講演活動をされてるとのことで、どんなイベントなのかとても楽しみに(*´▽`*)。
会場に行ってみてまずビックリしたのが、「参加者が少ない」ということ。
「お金について学ぶ」という、このご時世で「必要不可欠なのに学校では教えてくれないこと」を学ぶチャンスなのに…。
こんなことだから日本は貧乏で安い国から脱出できないんじゃないか(-_-メ)?と。
イベントは2部構成で、前半はスライドを使ってのサンキュー倉田さんの講義で、後半はグループに分かれて「税金取りゲーム」をした。
講義はお金(主に税金)についての説明などを、子ども達にわかりやすく話してくれた。
「税金取りゲーム」は面白かった&ためになった。
税金を納めるシステムだけでなく、どんな職業についてどのようにするのがお金を増やすことにつながるのか(リスクとリターンを含め)がとても分かりやすく体験できるゲームだった。
これから先、学校でも「お金の教育」というのが始まるけれど、どうやらそれらは「投資の教育」に偏っているらしい。
本来「お金について学ぶ」っていうのは、「どんな稼ぎ方があるか?」「どの程度稼ぐとどの程度税金を納めるのか?」「税金の種類や使われ方は?」などを国民がちゃんと知れることなんじゃないかと私は思ってるし、子ども達にも知ってほしいし教えたい。
今回の子ども達にとってイベントはひとつのきっかけになったし、もっと多くの子ども達に興味を持ってほしいと思った。