今の職場で働くようになって約7カ月。
毎日の激務、納得のいかない人事評価、社畜育成のような社員教育。
会社よ辞めることで収入が不安定になることが不安でなかなか決心できなかったが、この度やっと退職願を申し出た。
色々迷いながらも、決心できたポイントは「お金」と「家族」。
まずは「お金」。
とにかく給料が安すぎる。というのは前にも書いたことがあるが、最近入社6カ月を超えて研修期間が終わったはずなのに、給与の査定がなかった。ということは、今後もこの低賃金が継続されるということ。
たまったもんじゃない(;゚Д゚)!
それに加え、この休んでる間に2つの入金があった。
1つ目はボーナス。
137,849円
明細はまだもらえてないので支給金額の詳細はわからないが、ほぼほぼ給料1か月分から税金が引かれた金額だろうと思われる。
自社物件が満室になった際などに、やたら社長が朝礼で「大入袋でも」と発言していたにもかかわらず、これ。
不動産賃貸業の1年の利益の半分以上を稼ぐ繁忙期を乗り越えたのに、これ。
2つ目は就業促進定着手当。
144,207円
これは、失業保険を受給せずに再就職した場合、まず「再就職手当」として失業保険で支給されるはずの金額の60%が受給できる。
その後6カ月以上勤務し、その収入が前職よりも下がっていた場合、申請すれば残りの40%を上限に不足額が支給されるというもの。
それがこの度、申請・受給となったのだけど、ぶっちぎりで収入が下がったため(ある程度は事前に覚悟していたが、思った以上だった(^^;))、満額支給だった。
一生懸命働いて得たボーナスよりも補助金の方が多いなんて何とも皮肉な…(しかも同日に振り込みがあったので余計に際立つ)
週6で相方さんが夕食を作って、王子達と一緒にご飯を食べる時間もない状態で働いて得られるものが少なすぎる。
業務の内容云々はさておき、私にとって価値のある仕事とは言えない状態。
次に「家族」。
仕事と家族のつながりは切り離すことはできない。
現在も仕事のために家族と関わる時間が少なくなっているし、それで私や家族の得られるものが少ないのでは、それは家族にとって価値のない仕事。
それに加えて大切なのは、子ども達にとって、親が楽しんで働いている姿を見せることの重要性。
私たちの働く姿は、子ども達にとっては自分の未来の姿なのだ。
私たちが毎日時間に追われ、疲弊し、愚痴をこぼしてるようでは、その姿に子ども達が明るい未来を見出せるはずもない。
まずは親である私たちが仕事も含め、毎日を楽しむことが重要なんだと思う。
今年、立て続けに両親を亡くし、それぞれの人生を思い返す節があったが、そういえばどちらも楽しんでいた姿が思い出せなかった。
日々あらゆるものに不満を持ち、承認欲求のかたまりだった母。
ものに囲まれることと宗教で自身を安定させようをしていた母。
家庭では何の存在もなく、仕事ではそれなりの地位を築いたものの、何も残していない父。
ものやお金だけでなく、思い出さえもない父。
私は子ども達にとってどんな存在だろう。
そう考えた時、「このままではいけない!」と強く思った。
「大人って楽しいんだ!」って思ってほしいし、実際に私も楽しみたい。
そのためにはやりたいことに時間を使わなくてはいけないんだ。
やりたいことのための苦労や費やす時間は、少なくともやりたくない仕事をするのに比べたら、きっと楽しい。
とりあえず「退職願」提出で一歩前進!
さぁ!やるぞ!!