昨日は実家の査定をしてもらった。
土地の広さは約400㎡の商業地域(建ぺい率80%容積率400%)なのだが、形がいびつなのと道路から車が入るようにするには縁石を切らないといけない。
家屋は2階建ての木造家屋が2棟くっついて建っている。
片方は築50年以上だが15年ほど前にリフォームしているので程度は悪くない。
もう片方は築35年だが使い方が荒かったことや猫を4匹飼っていたこともあり、あちこちボロボロ。しかも父のことがあるので「心理的瑕疵物件(いわゆる事故物件)」。
程度のいい方は中古住宅として十分に使えると思うが、ここで厄介なのが、こちらの家の2階に上がるためには、もう一方の家の階段でしか上がれないということ。
母がリフォームの際に片方の1階部分を独立させるために階段を潰し、2階をつなげてしまったのだ。
なので程度がいい方の家も価値が下がっている状態(@_@;)
待ち合わせ時間に現地に行くと、すでに不動産屋さんが来ていた。
来るたびに雑草が青々と生い茂っているのにウンザリする(-_-メ)
まず土地に関しては、縁石を切って門柱を撤去すれば十分奥まで車が入れらえるので、不整形ではあるが広さもあるしそこまで悪くないとのこと。
目の前にあるバス停も大して妨げにはならないみたい。
ど真ん中に井戸があるのが少し難点。
境界もちゃんと明確にされてるので問題ないとのこと。
次に家屋。
部屋という部屋、棚という棚、引き出しという引き出し、全てに物が詰まっていて、捨てても捨てても後から後からものが出てくるので、見た目的には完全なるゴミ屋敷で、見られるのが恥ずかしい(*_*;(事前にゴミ屋敷であることは十二分に伝えていた)
一応すべての部屋を見てもらった。
中古住宅として売るにも、土地として売るにも、いずれにしてもやはり残置物の撤去は必須となるとのこと(そりゃそ~だ(^^;))。
丸ごと業者に頼むとかなりの金額になるであろうから、できる分は自分たちで廃棄していくのが賢明でしょう、と。
建物の状態については、片方はかなり老朽化しているので、再利用の際はかなりのリフォームが必要であるが、中古住宅として売れなくもないとのこと。
もう片方はそのままでも十分販売可能とのこと。
ただいずれにしても木造住宅の耐久年数をはるかに超えてるので、かなり価格は下がるらしい。
中古住宅でなく土地として売却する場合は、家屋の解体をどうするかでかなり変わるみたい。
解体しようと思ったら、安く見積もっても250万くらいはかかるだろうから、それをどう見るか。
ただ売却の目途もなしに解体してしまうと、固定資産税が跳ね上がってしまうので得策ではない。
つまり当面は解体の線はなく、今はただひたすら残置物の撤去に勤しむべし。
現時点での不動産屋さんの目算では、土地としてではなく、中古住宅としての売却の方がよいということ。
彦島や下関駅周辺の企業などで技能実習生として働いている外国人の共同住居用に、人材の斡旋や管理をしている会社などが売却先として見込めるとのこと(この場合心理的瑕疵もさほど問題にならないらしい)。
もしも売却したとしたら、その後に誰が住もうと関係はないのだが、なんとなくタコ部屋みたいな使われ方をされるのには抵抗を感じる(-_-メ)。
何はともあれ、自分の財産の現状が把握できたのはひとつ収穫。
まぁ、可能な限りは売却せずに管理していき、いずれ子どもたちの意見も聞いたうえで適切な方法を選べたらと思っている。
子ども達の代のことを考えると、もう一つ大きな問題が…
母方の祖父母の墓についてである。
母のお骨は先日見学に行った霊園の納骨塔に納めることにしたので、週明けに区画購入費(永代供養含む)と墓石のデザインを週明けに霊園に持っていく予定。
私と妹の話し合いでは、母の納骨に併せて自分たちの代で墓じまいをして、母と同じ霊園の納骨塔(別区画)に移し、永代供養をお願いしようということとなった。
叔父や叔母にもそれで了解をもらった。
問題は墓じまいの費用である。
ネットなどで調べてみると、どうやらあれやこれやで数十万はかかりそう(*_*;
しかも追々実家にある仏壇もしまえるので、その費用も掛かる(*_*;
わずかながら残っていた両親の預貯金もどんどん減っていってるうえに、不動産を手放さないとなると毎年固定資産税がかかってくるし、庭木の管理費用も必要。引き続き終わりの見えない残置物の撤去にもこれからどれだけかかるやら…できれば手出しは避けたいとこだけど難しいだろうなぁ(@_@;)
にしても、両親揃って無責任だなぁ(-_-メ)と腹立たしく思う。
死んでしまった人を悪く言いたくはないが、なんもかんもやりっぱなしの放ったらかしで全部押し付けてなんて、あんまりすぎる(T_T)財産を残してほしいとは思ってないが、せめて自分たちの後始末ができる分くらいちゃんと用意しておいてほしかった(T_T)
だって本来なら、私や父っちゃさんが稼ぐのは、自分たちのくらしを豊かにするためだし、子ども達が自由に未来を選択できるように準備するためであって、決して親の後始末をするためではないのだから。
私は万が一にも今、私や父っちゃさんの身にもしものことがあっても、子ども達が困らないようには最低限の備えはしている(生命保険だけの話ではない)。それが親の責任だと思うから。
子ども達の未来のためにも、前の世代の始末は私の代でなんとかしないと!
そのためにはまずはしっかりと稼いで必要な費用が確保できるようにしなくては!
週明け早々に営業許可申請する準備はできた。
月曜日もあれこれ奔走することになりそう。
さぁ!やるぞ!!