宝の持ち腐れ

連泊キャンプでは、キャンプ場を拠点に周辺を観光する。

2日目は観光の定番中の定番、秋芳洞へ行った。

あまり人が多いとゆっくりじっくり見ることができないので、比較的人が少ないであろう早めの時間に行った。

やはりいつ来てもいい(*´▽`*)。
涼しいのはもちろんのこと、何度訪れても毎回違う表情なところも、現実と非現実の境界的なところも。
すごくいい(*´▽`*)。

洞内を往復するのだが、行きはまだ人も多くなく、写真を撮ったり説明書きを読んだり、ゆっくりと見られるのだが、帰りにはすれ違う人の数がすごく多くなっていて、流されるように進まないと周りの迷惑になりそうな感じに…(^^;)。

洞内を出た入場口には、まだまだたくさんの人が入場チケットを買うために並んでいた。
どのくらいの人が訪れるのか気になったので、案内スタッフの方に尋ねたところ、「昨日(8/13)は6000人でした。夏休みなどのシーズン中は平均1日3000人くらいの来場があります。冬などは300人くらいですが」とのことだった。

Σ(・ω・ノ)ノ!なんと!

シーズン中平均3000人、ピーク時は日に6000人も来るのに、駐車場から入場口までの通りが寂れすぎだ。
ほとんどのお土産屋や飲食店は営業してないし(コロナ閉業なのか?お盆休みなのか?)。
開いてるのは、やたら種類の多さをアピールしているだけのソフトクリーム屋さんのほか数軒。
どれもこれも「ここならでは」なものはなし。
「地域を活性化しよう」という連帯感的なものも感じられず。

せっかく全国的にも珍しい観光資源があって、(確かにシーズンによって来場客の数に波はあるけれども)人が集まるスポットなんだから、ちゃんと地域の連携&名物開発したら、夏休み(とその前後。ゴールデンウィーク~シルバーウィークくらい?)シーズンだけで1年分は余裕で売上そうだけど…(海の家手法)。
「富士山カレー」みたいな人工的な名物。お店によって少しずつ違うのが味わいみたいなのとか。

旅行で訪れた先では、結構みんな懐がゆるい(というか、そもそも旅行できてまで節約しようとする人は少ないんじゃないかな?)ので、ちゃんとした商品設計をすればそこそこ高単価の商品でも売れそうだけど。

なんだかもったいないなぁ~(-_-;)なんてことを感じた。