間口を広げてみた

3日目はそこそこだった。

ふたつの点を改善してみた。(厳密には3つ)

ひとつ目は用意する商品の数の調整。

(プレオープンも含め)今までは販売予定数全量を用意していたが、それでは残が出た時のロスが大きいので、開店時に販売予定数の2/3のみを用意することにした。
仕上げの手前まで仕込んでおき、販売状況によって追加分をつくる(仕上げる)ように。
そうすることで、売れ残った分を廃棄や買取しなくて済むようになる。
作業自体は手間ではあるが私が大変なだけだし、食品ロスすることを考えたらその方がいいのでは?と。
ちなみにこの作戦で、昨日は販売予定数の2/3が売れ、追加分の半分弱が売れ残った。
全量用意した場合と比べると、ロスは約40%だ。

改善点ふたつめは「間口を広げること」。

今までは虫などの混入を恐れて入口扉を閉めていたのだが、思い切って開放してみることに。
おしゃれな感じにしたくて、大きな看板やのぼりなどもなく、「只今営業中」の札などもなく、一見すると「THE飲食店」って感じの外観ではない。
扉の窓も中がうかがえるようなものでもない。
このことが客足を遠のけているのかも…と。

色々こだわりたいところはある。とはいえ、まずはお客様に来ていただけないことにはどうにもならない。
商品には自信がある。
けれど知ってもらえない限りにはないのと同じである。
ここは一旦こだわりを捨てて、両手を広げてみることにした。

あと、初日二日目は開店前のごたごたがあって、営業中に開店準備の片づけや翌日の仕込みをしていたが、それらを開店前や閉店後にすることにし、営業中はできるだけ店先で声掛けをするようにした。
(これが改善点3つ目)

すると意外なことがわかった。

全然認知が追いついていなかった。

私的には事前の告知もしているし、明らかに営業開始していることはわかってもらえてるだろうと思っていたが、全然そうではなかった。
「何か始めたことは気づいたものの、何の店かは知らなかった」人や、「そもそもお店をしていることも知らなかった」人の多いことに驚いた(@_@;)

プレオープンから毎日のように来てくれる方にも、「もうちょっと何の店かわかるように、大きい看板とか貼り紙した方がいいよ。せっかく美味しいのにもったいないよ。私も応援したいからチョット考えてみてよ」と言われた。

お店はオープンしたものの、私自身がどこかでクローズだったのかもしれない。
お店や商品のクオリティばかりに気を取られ過ぎてたのかもしれない。

もう少し認知を高める動きもしていかないといけないな(反省)。