数字に打ちのめされる

引き続く絶不調の中、何とかかんとか宿題を最低限レベルでこなして「KARASTA.」での2回目の相談会。

今回は特に、「入ってくるお金」についての話となった。

「(日々の)売上」「時間別来客数」「価格設定」「客単価」などなど。
併せて「原価率/利益率」「経費/人件費」その他諸々を差っ引いての「利益」。

私的には本当はもっと上の売り上げが見込めるつもりで「営業を継続するうえで、最低限このくらいの来客数と売上はないといけない」という数字を提出したのだったが、どうやらその数字では「甘い」と。

まずは、来客数の見込みを示すのにエビデンスが乏しいとのこと。
駅も近く、周辺にオフィス(主に金融機関)が多いのと、「このあたりはランチ難民が…」との声をチラホラ聴くので、今のお店の立地での来客数をもとに、よりオフィスに近くより広くなった場合を想定しての数字だったのだが・・・これに関しては「確かに(-_-;)」と思う部分が多かったので、今一度周辺のランチ事情などをしっかりと調べてみる必要がありそうかな?

次にランニングコストがかかり過ぎるということ。
主にランチの原価率が高すぎて、利益が少ない。
これに関しては、今現在の3NASびが提供するものの方向性を変えず、クオリティを下げることなく、且つ原価率を見直しての数字だったのだが…(そもそも今現在の原価率が高すぎるということなんだけど)。
価格設定を見直すか、原価率を下げるか…こちらも再考の余地ありと。

あとは、イニシャルコストをかけすぎると(それを融資で賄った場合)それの回収で利益を取られるので、できるだけイニシャルコストを下げる方向で考える必要があるということ。
これに関してはチョット微妙な感じもする。
コストのことだけ考えて中途半端なものをつくっても、広さと立地と料理の美味しさだけでは来客に繋がらない気がする。
より多くの人に足を運んでもらおうと思ったら、箱そのものが魅力的でないといけないと私は思っている。
きっちりと箱をつくり込んだうえで、クオリティの高いサービスを提供。さらにこれを徹底的に周知させるための広告・宣伝が必要だと。
なので、できるところはDIYしたり、参加型イベントなどもして、いい感じに無駄がないようにしつつ、できればイニシャルコストは削り過ぎない方向で考えていきたい。

とりあえずこの度の宿題は玉砕ということで(@_@;)。
商圏の現状をより正確に把握するための調査をしてみて、改めて数字を見直してみたいと思う。