営業再開を記念して。ではないが、普段しないことをしてみようと…
栗スイーツのご提供。
正直、自粛期間中は時間を持て余しそうだったので、「それでは勿体ない!」と、今年初ものの栗を入手してそれの下処理をしていた。
スイーツは正直得意ジャンルではないが、栗だけは毎年、渋皮煮&栗ご飯をつくっている。
渋皮煮は、鬼皮つきの生の栗を、皮むき→あく抜き&渋皮の処理(数回繰り返す)→下茹で→味付煮という手間暇をかけて作るのだが、鬼皮剥きの段階で渋皮に傷が入ってしまったものを栗ご飯に回している。
が、今回はかなり腕前を上げたらしく、鬼皮剥きがノーミスでできたヾ(≧▽≦)ノ
なので、栗ご飯ができなかった。
とはいえ、全てが渋皮煮にできたわけではなく、下茹での段階でやわらかくなりすぎて実が崩れてしまったものがあったので、それはつぶしてバターや砂糖やクリームを加えて「栗クリーム」にして、パイにした(ブルーベリージャムをつくった時用に冷凍のパイシートをストックしていたので)。
渋皮煮とマロンパイ。
どちらもかなりイイ出来に仕上がった。
ので…
どの程度需要があるかは疑問だったが、とりあえず「旬の味」ということで、お店で出してみることに。
すると…
これが結構な人気で、(手間暇がかかってる分そこそこ強気な値段にも関わらず)どんどん売れていったΣ(・ω・ノ)ノ!
おひとりで複数個買われる人もチラホラ。
で、完売!
これの他にも、自家製甘鯛の一夜干しを炭火焼きで販売したのだが、(こちらも手間暇がかかってる分そこそこ強気な値段にも関わらず)完売!
そんなこんなで、蓋を開けてみれば、通常営業ではなんとなんとの最高売り上げとなった(注・最高利益ではない)。
ありがたいありがたい。
春の筍の時にも感じたのだけれど、みんな旬の味が好きなんだな~、と。
特に食すまでに手間暇がかかるものは、自分でするのは難しくとも、手間暇かけて提供すれば、食べたくなってくれるんだな~、と。
ちゃんと手間暇をわかってくれる人がいて、それも含めて味わってくれる人がちゃんといてくれるから、頑張りがいがあるし楽しくもある。
これからもっといろんなことができればいいなぁ~(*´▽`*)