広告よりもはるかに

ネット記事フィーバーも少し落ち着きつつある(?)今日この頃。
お次はリール動画フィーバーか?

先週の木曜日の夜、インスタでフォロワー1.4万人の【下関・北九州・福岡グルメ】を発信している方が、3NASびの動画をアップしてくれたのだが…。

その日のうちに3NASびのフォロワーが急増。
翌日にはランチタイム天手古舞。週が明けて月曜日も天手古舞という…(;’∀’)。

影響力に驚きつつも、前のネット記事にしても今回の動画にしても、「宣伝を目的にしてない」っていうのが反応につながったのでは?と思っている。

依頼を受けて宣伝・広告としてつくった提灯記事ではなく、製作者のリアルな気持ちが乗っかったものだからこそ、それを見た人が興味を示してくれたんじゃないかな?と。

話は変わるが、近頃めっちゃ営業の電話がかかってくる。
そのほとんどが「宣伝」「集客」「顧客の新規拡大」に関するものなのだが、「お手伝いさせていただきたい」「モニターとして」などと「無料」を推してくるのだが…。
この「無料」というのが厄介で、無料で提供されるサービスが限定されていてそれ以外は有料だったり、期間限定でそれ以降は有料であったりと、結局は料金が発生するという仕組み(当たり前っちゃ当たり前だが)。

その中に、「フォロワーが2・3万人いるインフルエンサーにお店に訪問してもらい、商品やサービスを提供して、それをSNSで発信してもらって集客につなげる」というものがあった。
基本的には料金はかからず、インフルエンサーへの商品・サービスの提供だけ負担してもらえればいいとのことだったが、よくよく話を聞くと、無料なのは最初の何か月かだけで、それ以降は月に5万円かかるという…5万円以上分の利益を出そうと思ったら、どれだけ来客数を増やさないといけないのか?当然一人では捌ききれずスタッフを雇うことになると、そこから更に人件費分も…。
そもそも「フォロワーが2・3万人のインフルエンサー」って…全国の2・3万人のフォロワーのうち何人が下関近辺にいるというのだろう?(下手したらいないかも?)
そんなあるかないかわからない影響力に毎月5万って、ありえなさすぎる。
っていうか、「インフルエンサー」なんてものを生業としているような人に宣伝なんかお願いしたら、むしろお店の心象は悪くなりそうな気すらする(-_-;)。

下手に広告を出すよりも、来てくれたお客様にしっかりと満足していただくことで、その人が自分の周りの人に3NASびのことを話してくれる方がはるかに効果はあると思う。
結局はリアルな声に勝る宣伝はない。
お店から発信するのは正確な情報(場所・営業時間・サービス内容とその料金など)だけでいいのかも?