キャンプ2日目、子ども達の「川で泳ぎたい!」という願いを叶えるべく、早起きして朝食を済ませた後、泳げる川を検索。
昼前には津和野まで足を延ばすつもりだったので、その道すがらどこかいい所はないか、と。
お得意のグーグルマップで探したところ、「萩阿武川温泉公園」というのを見つけたので早速GO!
そこはすぐそこで川遊びができて、そばに温泉もあって、キャンプもできるというところだった。
トイレや流し台もちゃんとあるうえ、料金も1000円以下。オートではないもののすぐ近くに車も停められるし、これはかなりの穴場発見かもしれない。
子ども達はソッコーで川へ。
「水遊び」をしている子たちを横目に、ガチの泳ぎまくり。
1時間半~2時間くらいか、無限体力を感じるレベルまで泳いだところで終了。
津和野を目指してGO!
ちょうど昼ご飯時に到着したので、まずは腹ごしらえ。
口コミで高評価のお蕎麦屋さんに行ってみた。
名物の稲荷と(蕎麦屋なのに)うどん。真っ黒な稲荷だが、色ほど味は濃くなくて美味しかった。
お腹が満たされたところで町散策。
通りわきには水路。そこに沢山の鯉。これぞ津和野。
津和野に来たのは何年ぶりだろうか、以前より寂れてるような気がする(コロナの影響なのか?それとも…)。
以前来たときは津和野といえば「源氏巻」と「紙人形」で、町のあちらこちらにお店があって、和紙作りの体験工房とかもあったのだけれど、閉まっているお店も多く、源氏巻のお店がちらほらある程度で、紙人形や体験工房などは見当たらなかった。
っていうか、町の中心であろう施設がドドンと閉館(廃業)したままの状態になっていて、その中から紙人形が憂うような目で外を眺めている。
町並みは昔と変わらず風情があって素敵だし、そこそこ観光客らしき人も歩いている。
なのに、廃業したお店などがそのまま放置されてるのが「寂れ感」に拍車をかけている気がする。
町をぐるり散策してから、太鼓谷稲荷神社へ。
いくつもの鳥居をくぐって階段を上って参拝。
到着してから車でも登れたことに気づいたけれど、やはり歩いて登った方がご利益があるような気がするので、まぁよし。
津和野観光を終え、次に目指すは秋芳洞。
少し遅い時間にはなるが、それが狙い。
前の日にキャンプ場に向かう途中に側を通ったところ、かなりの車の人の数だったので、少し人が少なくなるであろう夕方に行こうと。
連泊だと基地の設営の心配がないから、わりと遅くまで観光などができるのでよい。
秋芳洞は1・2年毎くらいに訪れるのだけれど、いつ来ても神秘的で素敵な空間。
自然の造形なので、来るたびに新しい表情を見られる(気がする)のがいいところ。
それにしても、洞の中はとってもいいのに、駐車場から洞の入り口までの道のりの寂びれっぷりたるや…こんなに素敵な唯一無二のものがあるのに、それを活かしきれてないどころか、完全なる失敗演出になっているのが残念過ぎる。
観光地云々ではなく、「潰れたお店の放置」はやっぱり景観を損ねるし、雰囲気を台無しにするなぁ~、と実感した。
せっかくいいものがあっても、それをどう活かすかが重要なんだなぁ~、としみじみ。
2日目は基地に戻るのが遅くなったので、温泉はなしにして、夕食もカレーで簡単に済ませた。