飯を喰らひて華と告ぐ

閑話休題。
今ハマっているドラマをご紹介。それは…

『飯を喰らひて華と告ぐ』

東京の裏路地にある小さな町中華「一香軒」。
客の望む料理は何でも出すという店主、腕は確かだが少し(かなり?)ズレた勘違い名人。
訪れた人が美味しい料理と奇妙な会話に戸惑いながらも癒され、心をほぐして帰っていくという、笑える人情グルメドラマ。
主演は仲村トオルで、回毎に来店客として様々な人が登場する。

何がいいって、まずは本当に料理がおいしそうなことと、料理を作るシーンが魅力的なこと(スーパースローを贅沢に使用)。
ここ数年(十数年?)グルメ番組は出演者のリアクションばかりがフューチャーされて、肝心の料理が…(-_-;)なものが多いが、飯テロ系ドラマはちゃんと料理が描かれている(出演者よりもストーリーよりも料理なくらい)のが魅力で、この作品も漏れることなく。

そのうえでストーリーが面白い!
1話完結型なのだが、基本は店内での会話のみ。
主演の仲村トオル、誰もが認めるであろうイケオジなのだが、想像の斜め上を行く勘違いを繰り広げるコミカルな店主を、真面目に全力で演じてる姿がめちゃくちゃ面白い(≧▽≦)。
それに加え、突っ込みどころ満載の店主の勘違いに翻弄されるお客さんのオロオロが滑稽で…マジでハマる(≧▽≦)。

通常「一気見」はDVDを数巻借りることになるのだが、この作品は1話が10分程度で、全12話が1巻に収められているので、サクッと見ることができるのもおすすめポイント。

ここへきて飯テロ系ドラマの金字塔『孤独のグルメ』が方向転換してちょっと…(;’∀’)な状態なので、これを機にほかに面白そうなものを探してみるのもいいかもしれない。と思う今日この頃。