唐戸観光した

KitchenSpace3NASびでは、「下関市場の仲買さんから仕入れた美味しいお魚をメインに」を売りにしてるのだが、やはりそこは水物で、思うように仕入れができないことも予測される。
そんな時に「仕入れができないので商品がありません」ではお話にならない。
なので、ふたつの対応策を講じることに。

まずひとつ目は「お魚のみをメインにしない」ということ。
お魚とお肉のダブルメイン+副菜数種のスタイル。
というのも、魚が仕入れられたとしても、一種類のメインで販売個数をしっかりと賄えるだけの量が確保できるとは限らない。
であれば、小さいサイズのメインをふたつにすることでカバーできるし、魚種や調理方法や味付が日替わりとはいえ、毎日魚ばかりでは飽きてしまうかもしれないのもカバーできる。

ふたつめは「他の仕入れ先も確保する」ということ。
万が一、(魚種・価格・量などで)全然仕入れられるものがないときに、他でも仕入れられるようにしておく必要があると。

ということで、唐戸市場に偵察に行ってみた。

日曜日のお昼前ということで、全くもっての「観光市場」状態だったので、鮮魚の仕入れの様子とは全く異なっててイマイチ参考にならなかったが…(-_-;)

平日の夜明け前(ほぼ夜中)だったら観光客はおらず、魚屋さんや飲食店の仕入れの人がほとんどらしい。
卸会社が競り落とした魚を少ないロットで販売しているので、必要なものを必要な分だけ購入することができるそうだ。
しかしながら、中にはあんまりよくない業者もいるらしく、よくない品質のものを売りつけようとされたり、値段を吹っ掛けられたりすることもあるようなので、まずは目利きの力を養うことと、通って信頼関係を築く必要があるとのこと。

それにしても、あまりの人の多さにビックリした(@_@;)
地元民としては、正直「下関ってそんなに見るとこも行くとこもないよなぁ~」とか思ってたが、どうやらそうでもないらしい。
唐戸市場周辺では駐車場待ちの他県ナンバーの車で渋滞しているし、市場の中もコロナ禍とは思えないほど人でごった返していた。
そこかしこでお寿司屋や海鮮丼や揚げ物などが飛ぶように売れている。
そして市場の外では、その購入した寿司をしゃがみこんで食べている人が山ほど…
まさか唐戸市場がこんなに人気のスポットとは知らなかった。

せっかくなので、たまには地元を観光してみようと、カモンワーフ→亀山八幡宮→赤間神宮も回ってみた。

私が知らないだけで、下関にもまだまだ魅力的なところが沢山あるのだろうな~と思った。